自動運転と社会変革

14:30~16:00
リバティタワー1F リバティホール
コーディネーター:中林 真理子

前半は2018年4月に設立された明治大学自動運転社会総合研究所の法律・保険・地方創生・技術の主要4部門の活動報告を行う。自動運転の単なる実証実験だけでは自動運転の実装は困難であり、その実現には、AIにも精通し整備もできる高級技術者・技能者の養成も合わせて行う必要がある。またそれに絡めて地域の関連産業の育成も地方創生に欠かせない。これらの実現のため、自動運転バス・トラック・船舶・ドローンを扱う自動運転先端技術開発・教育センター(ハイテク整備所・教習所含む)構想等他とは異なるアプローチで進めつつあることを紹介する。

後半は、法律部門中心に実施してきた2回の自動運転の実証実験について成果報告を行うとともに、実験を受けて明らかになった自動運転社会実現に必要な法的インフラ整備のあり方について問題提起を行う。

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登壇者 【Part1】

  • 自動運転社会総合研究所の紹介: 中山 幸二(自動運転社会総合研究所前長)
  • 船舶の自動運転: 柴山 将一(自動運転社会総合研究所特別員)
  • 社会実装研究: 吉田 直可(自動運転社会総合研究所特別員)
  • 福島復興知事業: 松本 雅己(自動運転社会総合研究所特別員)
  • 小豆島の研究実験趣旨: 長島 光一(自動運転社会総合研究所客員)
  • 対馬の実証験意義と概要: 佐治 友基(SBドライブ代表取締役社長兼CEO)

※ 当日は対馬市を走行したARMAを展示しています。(11:30~18:30 リバティタワー前)

中林 真理子
中林 真理子(商学部 専任教授・学長室専門員)

専門は保険学、リスクマネジメント。明治大学自動運転社会総合研究所 保険部門代表。企業のリスクとしての倫理的課題を研究する傍ら、学長室専門員としてラテンアメリカ地域の海外協定校との交流に尽力している。

明治大学自動運転社会総合研究所 HP