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基礎ゼミナール(1年生)紹介[清原 聖子]


明治大学情報コミュニケーション学部 基礎ゼミナール(1年生)紹介
清原 聖子 教授
(主要担当科目)情報政策論

≪学生へのメッセージ≫

 現代政治はテレビが動かす時代からインターネットが動かす時代に変わりつつあります。この基礎ゼミナールではメディアや政治に携わる実務家のお話を聞く機会を設け,政治や選挙にどのようにメディアやインターネットが影響を及ぼすのか,様々な角度から考えていきます。
■演習テーマ
 政治学入門—メディアと政治
■授業内容
 現代政治はテレビが動かす時代からインターネットが動かす時代に変わりつつある。アメリカの大統領選挙といえば1960年に行われたケネディ対ニクソンのテレビ討論会が有名であるように , 圧倒的にテレビが選挙に及ぼす影響が大きい。しかし近年では,2008年の大統領選挙で,インターネットや Facebook,携帯電話のテキスト・メッセージなどを巧みに選挙運動に利用した民主党のバラク・オバマ候補が圧勝した。さらに2016年大統領選では共和党のドナルド・トランプ候補の当選にツィッターの活用が役立ったと言われている。2020年には新型コロナウィルス感染拡大の中で行われたアメリカの大統領選挙で、民主党の全国党大会が異例のバーチャル党大会として行われたことは記憶に新しい。一方日本では , アメリカに比べると選挙におけるテレビの果たす役割は小さいとされてきたが, 2005年の衆議院議員総選挙はテレビの影響力の大きいテレポリティクスとして注目された。また,2013年の公職選挙法改正によって,日本でもネット選挙の解禁が実現し,選挙情報を政党や候補者のソーシャルメディアを通じて直接有権者が取得できるようになった。コロナ禍で行われた2020年の都知事選挙では、ツィッターやZoomなどを使って積極的にオンライン選挙運動を展開した候補者も見られた。こうした背景を踏まえ,本基礎ゼミナールでは,メディアと政治をテーマに日米を中心としつつ他国の状況についても比較検討していく。授業は初学者にもわかりやすいメディアと政治に関する文献の輪読と解説から始め、徐々にグループワークに移行して、問題を発見する力、問題を分析するための資料収集力、そしてプレゼンテーション力を高めていく。
その他(アドバイス等)
 2020年度は,他大学や他学部の審査員の先生をお招きして清原ゼミ3年生とオンライン・ディベート大会を実施しました。また、12月には学部主催の「ガクの情コミ」バーチャル研究交流祭にもゼミ生全員が参加して、グループ研究発表を行い、良いチームワークが形成されました。 来年度もグループワークを重視していく予定ですので、積極的にゼミに参加してください。