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基礎ゼミナール(1年生)紹介[清原 聖子]


明治大学情報コミュニケーション学部 基礎ゼミナール(1年生)紹介
清原 聖子 准教授
(主要担当科目)情報政策論

≪学生へのメッセージ≫

 現代政治はテレビが動かす時代からインターネットが動かす時代に変わりつつあります。この基礎ゼミナールではメディアや政治に携わる実務家のお話を聞く機会を設け,政治や選挙にどのようにメディアやインターネットが影響を及ぼすのか,様々な角度から考えていきます。
■演習テーマ
 政治学入門—メディアが政治や選挙に与える影響を考える
■授業内容
  現代政治はテレビが動かす時代からインターネットが動かす時代に変わりつつある。アメリカの大統領選挙といえば1960年に行われたケネディ対ニクソンのテレビ討論会が有名であるように,圧倒的にテレビが選挙に及ぼす影響が大きい。しかし近年では,2008年の大統領選挙で,インターネットやFacebook,携帯電話のテキスト・メッセージなどを巧みに選挙運動に利用した民主党のバラク・オバマ候補が圧勝した。さらに2016年大統領選では共和党のドナルド・トランプ候補の当選にツィッターの活用が役立ったと言われている。一方日本では,アメリカに比べると選挙におけるテレビの果たす役割は小さいとされてきたが,2005年の衆議院議員総選挙はテレビの影響力の大きいテレポリティクスとして注目された。また,2013年の公職選挙法改正によって,日本でもネット選挙の解禁が実現し,今後選挙運動におけるインターネットの役割に期待がもてるようになった。
 そこで,本基礎ゼミナールでは,政治や選挙にどのようにメディアやインターネットが影響を及ぼすのか,という問題を日本とアメリカの事例を中心に様々な角度から考えていく。春学期は,初学者にも理解しやすい政治学の文献の輪読と解説から始まる。また新聞記事の論調比較をグループ・ワークで行う。秋学期は,文献講読に加え,与えられた課題の中からテーマを個別に設定し,各自でリサーチ・ペーパーの執筆を行う。リサーチ・ペーパーの執筆過程で,資料収集やプレゼンテーションの方法,レポートの書き方など基本的なアカデミック・スキルを習得できるように指導していく。また,本基礎ゼミナールでは新聞記者,放送局の元プロデューサーなどのお話を聞く機会を設ける予定である。
その他(アドバイス等)
  2017年度は,清原ゼミ3年生とのディベート大会を実施したほか,春学期に若手選挙プランナー,秋学期に東京新聞の記者をゲストスピーカーにお招きしました。学年を超えたディベートは勉強になったと好評でした。また,ゲストスピーカーのお話を伺うことによって,メディアや政治に対する理解も増して,関心も高まるでしょう。2018年度もそういった機会を作っていきたいと思います。