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基礎ゼミナール(1年生)紹介[小田 光康]

明治大学情報コミュニケーション学部 基礎ゼミナール(1年生)紹介
小田 光康 准教授
(主要担当科目)メディア教育論

≪学生へのメッセージ≫

 オリンピックに関わるメディアについて、教員の取材経験を交えて学びます。また、大学生活で必要な修学法も教えます。明るく元気な学生を希望します。
■演習テーマ
 『オリンピックとメディア』
■授業内容
  2020年の東京五輪・パラリンピック開催が間近に迫ってきました。オリンピックは世界中の人々が注目する世界最大級のメディア・イベントです。超一流のアスリートの晴れの舞台である一方,開催費用が約2兆円ともいわれる,世界最大級の公共工事の側面もあります。この費用はこれから社会に出て行く学生諸君からの税金です。つまり,2020年東京五輪・パラリンピックの問題は,学生諸君自身に関わる問題なのです。
 オリンピックには新聞社やテレビ局など多数のメディアが関わっています。準備状況を含めてオリンピックを報道するほか,スポンサーなどとして営利活動も行うなど,オリンピックとメディアの間にはさまざまな利害関係があります。
「メディア・リテラシー」とは,マスメディアの言説(報道や論評)を批判的に読み解く能力をいいます。学生諸君にはこのメディアが報じるオリンピックに関する記事を鵜呑みにするのではなく,それが妥当な内容であるかどうかを見定める能力が問われます。
 このゼミではオリンピックとメディアの関係や,オリンピックにまつわるメディア・リテラシーについて考えていきます。実際には,まず大学での学習方法を学び,基礎となるマスメディアとジャーナリズムの基礎知識の調査発表をした後に,オリンピック(場合によっては大学スポーツ)に関わる時事問題を題材にした課題発表を実施します。
 教員は共同通信や英国ロイター通信,そして米国五輪専門メディアATRでアトランタ,長野,北京,リオの各オリンピックを取材してきました。現在も3-4年ゼミ生と共にATRを舞台に2020年東京五輪の取材活動をしています。
 このゼミ活動を通じて,学生諸君が現実社会での時事問題に関心を持ち,それについてよく調べてよく考え,各自の考えを持ち,ゼミ生同士で議論をし,その結果を他者に伝える能力を養ってもらえればと考えています。これは「情報コミュニケーション学」を学んでいくうえで重要な部分でもあります。
 大学での学習は高校までのものとは全く異なります。答えがあるかどうかも分からぬ問題について,学生自らがそれを探し求め,その解決方法を学生自らが編み出し,学生自らが探求していくことにあります。このゼミでは,このような大学生生活で必要な思考と行動を身につけることも一つの目的とします。