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基礎ゼミナール(1年生)紹介[田村 理]

明治大学情報コミュニケーション学部 基礎ゼミナール(1年生)紹介
田村 理 准教授
(主要担当科目)憲法/人権と法

≪学生へのメッセージ≫

 「18歳選挙権」「コミュ力」など、硬軟多様なテーマを毎年一つ取り上げます。まず、大学生が実社会からどのように見られ、何を期待されているのかを社会科学的に理解することを目指します。次に、それに対するみなさんなりの回答を実社会に向けて発信していきます。
基礎ゼミナールの活動の一部については、 http://ostcdt.xsrv.jp/journaletudiants-mujctsm/ を参照してください。
■演習テーマ
 「ことば」からみえてくる私たちと社会
■授業内容
  「恋愛」「彼,彼女」という言葉は,日本語には無い言葉だったことをみなさんは知っているでしょうか?柳父章『翻訳語成立事情』(岩波新書・1982年)によれば,社会,個人,権利,自由など私の専門である憲法学で使うキーワードも日本語にはありませんでした。これらは外国語からの翻訳語として成立しました。言葉が無かったということは,その社会は対応する観念を必要としなかったことを意味します。
 春学期は柳父章さんの同書を読みながら,なぜどんな事情でこれらの言葉が私たちの社会で必要になったのか,そのためにどのようにこれらの観念は吸収されたのかを考え,私たちの社会の特徴をさぐります。
 秋学期は,現在の私たちの社会のあり方を特徴的に示す「ことば」を各自でさがし,そこからみえてくる社会の良いところと悪いところを動画で表現することを目指します。
その他(アドバイス等)
  このゼミナールでは,教員が与えた課題を言われたとおりにこなすだけでは,評価は得られません。自ら好奇心をもって問題を見つけ,それをゼミナールで議論し,考えたいと思う人の受講を希望します。
 また,ただ「お勉強」して理解するだけではなく,それを実社会に発信していくことを重視します。