「明治大学広報」
 
第545号(2004年10月1日発行)
ローバーの司令塔 ローバースカウト部 長谷川晴彦

 「ローバーの主将として部員たちに対してどのようにしたら高いレベルの満足を与えることができるのか」(長谷川主将・経営3)。彼は日々このことを考えて活動をしている。
 今年の夏合宿は四万十川を縦断した。彼は部の魅力を少しでも部員たちに分かってもらおうと企画時から熱心に頭をひねらせた。その甲斐あって、彼の思いは十分部員たちに伝わった。「この合宿の過酷さの中に部の魅力を感じ取ることができ良かった」(岡本・政経1)。
 ここで彼の人生観を紹介しよう。「自分の人生をより良くするには、その努力以上に他人を助ける努力をすることが必要になる」。まさしく、この考えはボランティア活動を活動の柱のひとつにしている部にとってぴったりだ。彼は今、部にとってなくてはならない存在である。
 余談ではあるが、ローバーとは遍歴を意味する。以前にアメリカ、サイパンなどを訪れたことのある彼。今年はベトナムに行く。何かを得て部に還元し、これからも大いに部を支えてくれることだろう。
(はせがわ・はるひこ 経営3、浜松西高出、171cm・78kg)
 
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