「明治大学広報」
 
第548号(2004年11月15日発行)
◆明大と付属明治高校が
  明治大学プレカレッジプログラム協定を締結
10月14日、明治大学と明治大学付属明治高等学校による明治大学プレカレッジプログラムの協定が締結された

 「明治大学プレカレッジプログラム」は、付属明治高等学校に在学する生徒の進路選択の一助とし、一貫した教育理念の下、高校教育から大学教育へ円滑に接続が行われることを目的に実施するもので、付属明治高等学校の2年生および3年生のうち、履修資格があると認められた者が対象となり、大学が認める授業科目の一部を12単位まで履修することができる。

 原則として正規履修者と同様に試験を受け、この制度で修得した単位は、一部高校の単位として認められることができるほか、大学入学後、大学修得単位として累積加算でき、成績評価もそのまま表記することができる。教材費は自己負担だが、学費は無料。

 調印式では、まず坂本恒夫一部教務部長が趣旨等の概要を説明。続いて納谷廣美総長兼学長は「これを契機に、大学と明高中がさらに太く、いろいろなパイプでつながり、一体となって進んでいかなければならない。高校生の活躍も楽しみであり、良い生徒を送ってほしい」と挨拶。これに対し、吉田善明・明治高等学校長は実現に対する謝辞とともに、「画期的な仕事であり、明大生となったときには、明大の中核になり得る生徒を送りたい。また大学と一層の絆を深めていきたい」と応えた。その後、納谷総長兼学長と吉田校長による協定書への調印が行われた。

 なお、この明治大学プレカレッジプログラムは2005年度から実施される。
 
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