「明治大学広報」
 
第548号(2004年11月15日発行)
◆大亦教授が日本機会学会の学術業績賞受賞
 
 明大理工学部の大亦絢一郎教授はさきごろ、(社)日本機械学会の2003年度機械力学・計測制御部門部門賞学術業績賞を受賞した。

 同学会は、技術社会の基幹である機械関連技術に関わる技術者、研究者、学生、法人の会員約3万9千人で構成される1987年創設の日本最大級の学術専門家集団。講演発表会、市民フォーラムでの社会への啓蒙活動、国際会議による世界への貢献、会員相互の学術の向上と社会への技術成果の還元等を行なっている。機械に関連する21の部門があり、機械力学・計測制御部門は、機械工学・技術・工業における機械力学、計測技術および制御など機械工学における4大力学のひとつとしての基盤的な分野から先端技術などの応用分野まで、幅広く展開しているのが特徴。部門活性化の一環として部門賞を設置しており、学術業績賞は当該分野の学術、出版などの業績が顕著な個人を表彰している。

 大亦教授は、機械・構造物の制振装置に関する研究、特に弾塑性ダンパ・磁気ダンパなどの開発研究を長年にわたって手掛け、研究レベル向上に多大な貢献をしたことが評価された。

 大亦教授は理工学部で「機械力学U」などの授業科目を担当している。
 
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