「明治大学広報」
 
第556号(2005年6月1日発行)
◆新緑5月に開講式
   明大・成田社会人大学が9年目迎える
 開設から9年目を迎えた明治大学・成田社会人大学の開講式が5月14日、千葉・成田市役所で納谷廣美学長らが出席して行われた。

 成田市では2005年度受講生の募集を3月1日から開始。今年も募集人員を上回る申し込み状況で、各課程とも抽選の結果、昨年より8名多い168名の受講生が決定した。

 開講式では開会の辞に続き、2人の学長(学長=納谷明大学長、名誉学長=小林攻成田市長)が見守るなか、受講生一人ひとりの氏名が呼ばれ起立する「受講生呼名」が行われ、“学び”に対する厳粛な式を執り行なった(写真)。各課程ごとの今年のテーマは、国際社会課程「成田から中東・アジアを考える」、地域社会課程「もっと知りたい日本の文化」、緑地環境課程「変わる地球、変わる生活」となっており、開講式終了後には早速、第1回目の講義がスタートした。

 毎年9月に駿河台校舎で実施する「2005フィールドワーク」は、神田明神見学の後、日本における“ドイツ年”を記念するリバティ・アカデミーコンサート(ベートーヴェン、ブラームスの名曲を中心にしたレクチャー&コンサート)へ受講生を招待する予定となっており、明大のジャンルを超えた幅広い生涯学習活動に対し、成田市長をはじめ成田市関係者から感謝の声が寄せられている。

 また、一昨年から、一定の要件を満たした受講生に対し「修学士」「教学士」「弘学士」の称号を授与。今年からは、論文提出をもって授与する教学士対象者へ「論文の書き方」講義を実施することが決定した。こうして称号を得た市民の一人ひとりが、「明治大学成田社会人大学の○○士」であることを名乗り、「豊かなまちづくり」へ積極的に参加していく日がくることを期待するとともに、行政と大学の連携事業の取り組みが今後さらに充実していくことが望まれる。
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