「明治大学広報」
 
第557号(2005年6月15日発行)
  連合父母会事業計画案
  大学活性化の一翼を担う予算編成
 5月14日に開催された連合父母会会長会議で、2005年度事業計画案が承認された。今年度の事業計画の特徴は、会員子女のために、より一層充実した奨学金事業を展開するため、「連合父母会設立30周年記念奨学金」引当金を継続して計上。また、学生援助関係では、課外活動助成を増額、2005年度から海外に留学する学生に対し留学経費を助成。2002年度から開始した事業「学生交流会(2005年度に限り父母交流会とする)」を開催することを決定し、父母会の主たる事業を一層充実させるための予算編成をしたことである。
 今年度の主な事業計画は次のとおり。
1.連合父母会奨学金
 会員子女のために新たな奨学金制度を確立し、より一層充実した奨学金事業を展開するための資金の一部として積み立てる。このため、「連合父母会設立30周年記念奨学金」引当金に1億695万円計上した。なお、この引当金は、連合父母会設立30周年記念奨学金事業準備引当預金として、大学に運用を依頼する。
2.父母懇談会関係
 父母懇談会は、従来どおり、5月24日から7月9日まで全国57地区の父母会で開催する。大学からは延べ673名の教職員が出席し、父母の相談にあたる。なお、欠席の父母には、後日成績通知表が送付される。
3.広報関係
 新入生父母に「明治大学ガイドブック」を、また全会員父母に「明治大学広報」を送付する。
4.連合父母会奨学基金
 連合父母会奨学基金は、1999年度に第2次積立5カ年計画の目標金額5億円を達成した。大学では、この果実をもって、「連合父母会奨学金」を経済的援助のため給付している。
5.連合父母会特別給付奨学金
 2005年度も前年度同様、連合父母会から特別奨学金を給付する。連合父母会特別給付奨学金は会員の家計急変者に対して奨学金を給付し、会員子女の修学上の利便と勉学継続の一助とするものである。給付額は2004年度同様、文系20万円、理系40万円とする。
6.学生援助・褒賞、卒業記念品関係
 大学公認団体の課外活動に対しては、2005年度から増額助成する。また、成績優秀者、顕著な功績を挙げた学生を褒賞する学部長奨励賞・教育振興賞も、従来どおり実施する。留学生への助成も引き続き行う。海外に留学(協定校・認定校)する学生に対し、2005年度から留学経費を助成する。
 また、外国人留学生に対する奨学金もあわせて実施する。
 大学活性化の一翼を担う事業として、学生の出身地を単位とした「学生交流会」を今年度に限り「父母交流会」として開催する。
 卒業生には従来どおり記念品を贈る。前年度同様、新入生には校歌・学生歌・応援歌の入ったCDを贈る。
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