「明治大学広報」
 
第558号(2005年7月1日発行)
駿 風
1年余前の法人化を機に、国立大学では教育・研究機能の強化を図る大学、地域への貢献、産学連携を推進する大学など、さまざまな取り組みがなされている▼また2年後には「全入時代」が到来するといわれ、優秀な学生を早期に確保するため国公私三つ巴の熾烈な競争が起こると予想される▼このような状況の中、本学が全国ブランドを復活させるにはどのような方策が考えられるであろうか。ここ数年、「リバティ・アカデミー」「情報コミュニケーション学部」「専門職大学院」、そして「研究・知財戦略機構」の創設など、教育、研究、社会貢献の各方面で改革が進められてきたが、もうひとつ重要なことが残されているのではないだろうか▼かつて多くのトップ・アスリートを輩出してきた本学にとって明大ブランド向上の鍵は「文武両道」の明治としての明大スポーツの復活であろう。14年振りに出場した箱根駅伝への校友からの熱烈な声援、卒業式における銀メダリストの表彰の際の武道館に響き渡ったどよめきなどを思い起こすと、その感を強くする
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