「明治大学広報」
 
第561号(2005年9月1日発行)
  〇学生スポーツの振興
 第4の重要な課題は学生スポーツの振興、とくに体育会の振興です。正月の箱根駅伝やラグビー大学選手権に“メイジ”の名が出ないことで落胆する学生やOB・OGのなんと多いことか  。このことがメイジのスポーツ振興の意義を雄弁に物語っています。

 ユニバーシティアイデンティティの確立を求める大学が古豪の中に多くなってきています。学生スポーツの振興はその重要な柱となっています。本学では現在、スポーツAO入試やスポーツ奨励奨学金の導入、学習支援体制の整備によって、とくに体育会所属学生に対する環境の整備が急速に進められているところです。

 また、練習環境や住居の整備も重要であり、リハビリを中心としたスポーツケアセンターの設置やグラウンドの人工芝化、各所に要員の配置などが実施できる運びとなっています。今後はスポーツを通した大学の社会貢献が大きな課題になってくると予想されますので、目下、何ができるかを鋭意検討しているところです。
(学生部長・柳沢敏勝=商学部教授)
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