チリ南部バルディビィア市にある総合国立大学アウストラル大学より、アムトマン学長が11月10日、米山勝美農学部長、針谷敏夫農学部教授(学長室専門員長)を表敬訪問した。今回の訪問は、文部科学省・私立大学学術研究高度化推進事業(大型研究プロジェクト)「21世紀の食糧生産・生物活用のためのバイオテクノロジープロジェクト」(ベンチャー研究開発拠点整備事業、2001年〜、研究代表者=針谷農学部教授)の視察のため。
まず、米山農学部長から、明大農学部の概要および取り組みについての説明がなされた。次にアムトマン学長から、農学部および研究プロジェクトについての質問がなされ、米山農学部長および針谷教授が通訳を介し質問に答え、その回答を同学長がメモをとるなど熱心な質疑応答が行われた。明大および農学部に高い関心を示した同学長から、明大との国際交流について前向きな発言があった。
続いて、施設見学のためハイテク・リサーチ・センターに移動し、4階および地下1階で管理されている最新鋭の機器を見学。さらに、第一校舎5号館にある針谷研究室(生体機構学研究室)を訪問し、実際に学生が研究している風景を見学した。同学長は針谷教授および研究室の学生と一緒に記念撮影を行い、今後もメールなどで交流、情報交換をしていきたい意向を示し、和やかな時を過ごした。 |