岸本辰雄記念奨学基金の財源として大きな役割を果たしているのが明治大学カードの提携手数料。明大カードは大手カード会社（ＪＣＢ、ＤＣ、三井住友、ＵＦＪニコス、ＵＣ）と提携した大学のオフィシャル・クレジットカードで、奨学基金の拡充を目的に１９９４年に設立された。
　
　カード決済をすることでカード会社から大学に提携手数料として還元金が支払われる仕組みで、この還元金は毎年１２００万円にものぼり、全額が奨学基金に積み立てられる。会員の負担は、カード会社に支払う年会費（一般カードが１３１２円）のみ。普段の食事や買い物を通じて、大学の奨学基金に貢献できるのが特徴。『みんなで明治大学の学生を支える』カードといえる。

　このほか、明大ならではのさまざまな特典が会員向けに用意されている。主な特典としては、�@ラグビー明早戦や六大学野球リーグ戦の観戦チケットを抽選でプレゼント�Aマンドリン倶楽部の演奏会チケットを抽選でプレゼント（カード会員向け特別価格のチケット販売もあり）�Bリバティ・アカデミーの受講料割引（一部例外あり）�C会員・会員ご子息・ご令嬢の結婚式に学長直筆の祝電を贈呈�D明大各キャンパスの図書館の利用（館内閲覧のみ）�E全国７００のカード協力店で料金割引や優待サービスが受けられる　　など。

　なお、すでに提携カード会社のクレジットカード（プロパーカード）をお持ちの方は、明治大学カードへの切り替えも可能となっている。

　また、学生向けには利用限度額を低額に設定するなど「はじめてのカード」としても安心な「明治大学学生カード」も用意されている。これから春休みの旅行シーズンを迎えるが、海外旅行に出かける際にクレジットカードは今や必需品。在学中は年会費が無料で、カード発行の翌日から海外、国内旅行の傷害保険が最高２０００万円まで適用になる。

　問い合わせ等詳細は、教育振興部事業課カード係
（ＴＥＬ　０３―３２９６―４０７７）まで。

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