明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第592号(2008年2月1日発行)
明治大学広報
第592号(2008年2月1日発行)
産学連携だより
知財本部シンポ2008開催報告
「グローカル社会における 産官学連携」
明治大学広報TOPへ
 明治大学社会連携促進知財本部(本部長=山元洋理工学部教授)は、明治大学創立記念日の1月17日に「グローカル社会における産官学連携─新たな連携の構築を目指して─」をテーマにシンポジウムを開催しました。会場となったアカデミーコモンには、民間企業や大学関係者、本学の教職員・学生ら約150人が集まりました。

 最初に大学を代表して納谷廣美学長、文部科学省を代表して藤木完治大臣官房審議官(研究振興局担当)、来賓を代表して小宮山淳信州大学長からあいさつがあり、続いて元国務大臣(科学技術政策・食品安全・情報通信技術担当)の松田岩夫参議院議員から「イノベーションとグローカルな産官学連携の推進」をテーマに基調講演が行われました。松田議員は、世界の大学の研究や産官学連携の現状を説明し、「産業界は海外の大学だけではなく国内の大学の研究にも注目し、産官学連携活動を活発に行い、イノベーションを起こし、国の発展に寄与してほしい」と述べました。

 山元知財本部長による同本部の活動報告の後、「グローカル社会における『知』と『技術』の結節点を目指して─新たな産官学連携の枠組みの提案─」をテーマにパネルディスカッションが行われました。

 森下正知財本部副本部長(政治経済学部教授)がモデレータを務め、パネリストとして平尾敏氏(野村證券株式会社産学官連携シニアマネージャー) 、小谷和浩氏(文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室長)、横田真氏(経済産業省関東経済産業局地域経済部長)、濱野健氏(品川区長)、白井汪芳氏(信州大学理事〈研究・産学官連携・地域連携担当〉)、柴田嘉郎氏(明治大学知的財産マネージャー)が参加。各パネリストからこれまで行ってきた地域的・国際的な産官学連携活動や今後の展開が紹介されました。

 またコメンテーターの堀井朝運タカノ株式会社相談役から国内外の大学との連携によって新規事業を成功させてきたポイントについての話があり、最後にこれからの産官学連携のあり方についてそれぞれの立場から意見が述べられました。

 続く交流会では、本学関係者と参加者との活発な情報・意見交換が行われました。


明治大学社会連携促進知財本部

前のページに戻る


松田岩夫参議院議員による講演
ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.