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明治大学広報
第594号(2008年4月1日発行)
《父母会特集》 父母から明大へ−子どもの卒業にあたり−
息子よありがとう
鹿児島県 柴立 鉄彦
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 私には4人の息子がいます。その中で四男が明治大学にお世話になりました。  

 私自身、鹿児島の高校から一浪して東京の私学に進み、東京での学生生活を体験しました。その経験から、4人の息子の中で少なくとも1人は、私と同じく東京で学生生活を体験してほしいと願っておりました。残念なことに上の3人は、九州内に残りました。  

 四男は、私と同じ高校で甲子園を夢見て頑張っていましたが、3年の夏早々に県予選で敗退し、ようやく大学進学に向けて取り組むようになりました。  

 息子の口から明治大学を受験したいと初めて聞いた時、自分の願いがようやく実現するかもしれないうれしさと、同時に浪人まで自分と一緒かと正直思いました。ところが何とセンター試験で明治と埼玉の国立大に合格してしまいました。本人はもとより、父としてもこんなにうれしいことはありませんでした。  

 息子が入学早々の5月、地元での父母会に早速出席いたしました。当日、大学本部から多くの教職員の方々が出張して来られ、ガイダンスとともに、父母会の方々に個人面談で成績や進路指導等に熱心に説明される状況に驚いてしまいました。さすがに明治大学だと、心から感動しました。そして、自分も父母会の一員として、子供のためにも大学に恩返ししようと思った次第です。  

 おかげさまで、今年度は県の会長までさせていただきました。さまざまな行事に参加する中で、皆さま方の明治大学に対する熱い想いに触れ、大学とのきずなが一層強くなりました。  

 今、父母会を卒業するにあたり、明治大学のさらなる発展を願ってやみません。そして、最後に一言添えたいと思います。  

 「息子よ、明治大学との縁を作ってくれて本当にありがとう」と。


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