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明治大学校友会 2018年度定時代議員総会を開催

卒業生校友表彰を受けた3組 母校支援を呼びかける向殿会長

明治大学校友会(会長=向殿政男名誉教授)は7月29日、駿河台キャンパス・リバティホールで2018年度の定時代議員総会を開催した。

代議員総会は校友会の会則が定める重要事項を審議・決定する会議で、当日は代議員総数609人中、委任状を含め550人が参加。大学からは来賓として、柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長をはじめ役員が出席した。

物故校友への黙とうの後、德丸平太郎副会長の開会の辞でスタートした総会は、冒頭、向殿会長が登壇。台風が接近する中、韓国・台湾を含め全国から大勢の代議員が参集したことへの謝辞を述べた上で、前会長の残任期間を含め9年目を迎える会長任期に触れ「皆さんの母校愛のもとで仕事ができ大変幸せ。『大学に対して何ができるか』という思いで活動し、母校が発展する喜びを感じることができる」と、校友会活動の意義を改めて強調した。

また、校友会が地方出身学生を支援する「つなげ!紫紺の“たすき”」奨学金に続いて、2018年度から新たに、就学を継続するために経済的な支援が必要と認められる学生への経済型奨学金「明治大学校友会奨学金『前へ!』」を導入することや、「紫紺NET」を活用した若手校友、女性校友への参画を促す取り組みなどを紹介。「さまざまな取り組みの成果が着実に実を結ぶよう、引き続き協力を願いたい」と締めくくった。

続いて、来賓を代表して柳谷理事長、土屋学長、連合父母会の今村健会長がそれぞれ祝辞を述べるとともに、最近の大学動向や校友会との関わりなどについてあいさつした。その後、議長団・議事録署名人らを選出して議事に入り、昨年度会務の報告と決算、2018年度事業計画・予算などについて審議し、それぞれ提案どおり承認された。

議事終了後は、卒業生校友表彰が行われ、親子孫3代にわたって明大を卒業した奥村昭佳氏(1957年商卒)、哲也氏(1987年政経卒)、英里子氏(2018年国際日本卒)、また、兄弟3人で卒業した名城政一郎氏(1985年政経研修了)、知二朗氏(1985年法卒)、政三郎氏(1991年政経卒)と篠田千恵子氏(1952年法卒)、町山光良氏(1958年政経卒)、良行氏(1963年法卒)の計3組の校友をそれぞれ表彰した。このほか、9月30日に「全国校友石川大会」を開催する石川県支部への大会旗のリレーや、石川大会実行委員会による大会PR、来年度開催の千葉大会の案内も行われた。

最後は、万歳三唱後に肩を組んでの校歌斉唱。齋藤柳光副会長が閉会の辞を述べ、総会は盛会のうちに終了した。
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