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大学に対して何ができるか 校友会長 向殿 政男



全国津々浦々、韓国、台湾からご出席いただき誠にありがとうございます。西日本を中心に四国、九州に台風が接近している中、総会へご出席賜り厚く御礼申し上げます。本日、会場が満員になるほど明治大学への母校愛が強いことがわかるこの状況に対し、重ねて感謝申し上げます。

ご存知のように明治大学は、現在大変人気のある大学になりました。これも皆さまの校友会活動や一般社会での社会的な貢献が現在の評判につながっています。

校友会長を仰せつかり、会長の任期を1期4年で2期8年までという校友会規則をつくりました。前会長の残任期2年をふくめ今年で9年目を迎えます。全部で10年になりますので、残すことあと1年です。皆さまの母校愛のもとでこのようなお仕事をさせていただき、大変幸せな気持ちです。「大学に対して何ができるか」という考え方が母校の発展や後輩への支援につながり、母校愛に溢れた卒業生を輩出することにつながります。代議員総会は明治大学校友会の最高意思決定機関です。本日、皆さまにご審議いただきその結果を踏まえ、次年度計画や母校への支援方法を検討していきたいと思います。

我々校友会は大学に対して「奨学金」を出しております。既存の奨学金として地方型奨学金「つなげ!紫紺の“たすき”」がありますが、このたび2018年度より新たに「前へ!」という経済型奨学金を始めることになりました。これは家計の苦しい学生への救済を目的とした奨学金で、大学を通して支援するものです。その他、寄付の募集等もおこなっております。

また、校友会には「紫紺NET」というSNSサイトがございます。これは明治大学の現役生と校友が情報交換することができるサービスで、就職活動の支援や大学・校友会から情報提供をおこなえるものです。このような媒体を通して大学・校友会の連携および校友との橋渡しをおこない、今後は若手校友や女性の参画に着手することで、問題点や現状の課題に取り組むために、引き続きご支援ご協力のほどお願い申し上げます。

本日の審議が慎重におこなわれ、本学への大学支援につながりますことを祈願いたしまして、あいさつとさせていただきます。

本日は、どうぞよろしくお願い申し上げます。