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卓球部の水谷(政経3)が全日本選手権で5大会連続優勝 −史上初の快挙−

2011年01月23日
明治大学

 5年連続で天皇杯を手にする水谷 5年連続で天皇杯を手にする水谷

 決勝での気迫あふれるプレー 決勝での気迫あふれるプレー

 明治大学体育会卓球部の水谷隼(政経3)は1月23日、平成22年度天皇杯・皇后杯「全日本卓球選手権大会(1月18〜23日、東京体育館)」男子シングルスを制し、同大会で前人未到の5年連続・5回目の優勝を果たした。   

 水谷は大会最終の23日、男子シングルス準々決勝で丹羽孝希選手(青森山田高)を破ると、続く準決勝で高木和卓選手(東京アート)と対戦。セットカウント2対1で迎えた第4セットを12−10でものにすると、続く第5セットも集中を切らさず11−9で高木選手を振り切り決勝に駒を進めた。

 決勝は昨年の同大会準決勝で苦戦した張一博選手(東京アート)との対戦だったが、第1セットを11−7、第2セットを11−8と接戦を終始押し気味で連取すると、勢いに乗った第3セットを11−5、第4セットを11−3と圧倒。セットカウント4対0のストレートで優勝を決めた。

 水谷の5年連続のシングルス優勝は、本学校友の齋藤清選手(1985年経営卒)が1982〜1985年に樹立した4連覇の記録を抜いて史上初の快挙となった。
 なお、齋藤選手は通算優勝回数8回、通算101勝の記録を持つ。今大会でも21日の男子シングルスに登場したが、通算勝利記録の更新はならなかった。

 試合後の会見で水谷は、「準備をしっかりすれば世界で戦える手応えを掴んだ。2012年のロンドンオリンピックに向けて、現在の世界ランク7位の壁をさらに乗り越えたい」と語り、世界をハッキリと視界に捉えていた。

 シングルスとともに、岸川聖也選手(スヴェンソン)とのペアで5連覇を目指した22日のダブルスは、決勝で松平健太選手(早大)・丹羽孝希選手(青森山田高)のペアに破れ、残念ながら連覇はならなかった。



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