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  2. 唐十郎氏率いる「劇団唐組」の東日本大震災お見舞い公演 ひだまり広場で開催



 


2011年5月15日


 明治大学校友で、俳優・劇作家・演出家の唐十郎氏(1962年文学部文学科演劇学専攻卒)が主宰する「劇団唐組」の東日本大震災お見舞い公演(義援公演)『ひやりん児』が5月14日(土)、15日(日)の両日、明治大学駿河台キャンパス「陽だまり広場」にて開催されます。興行収入の一部は、震災の義援金となります。


 劇団唐組の春公演『ひやりん児』は当初、5月14・15日には水戸芸術館広場(水戸市)で開催予定でしたが、震災で同会場が被災し開催が不可能に。その後、劇団唐組と同芸術館を運営する水戸市芸術振興財団から、震災のチャリティ公演を本学で行いたいとのご提案があり、今回、三者の共催という形で開催の運びとなりました。


 『ひやりん児』は唐十郎氏の作・演出による、お豆腐を売る男の話です。両日とも終演後に、東日本大震災後の日本人の生き方を考える「アフタートーク」を併せて開催します。

 

唐十郎氏の熱演

 
〜あらすじ〜

 鬼才・唐十郎のエッセンスしたたる
  お豆腐草子『ひやりん児』



茅ヶ崎の海底で、ルビーを丸飲みにしようとしているタコ一匹・・・
 噛みついて、俺は、誰のものとも知れぬルビー珠一つを奪い返した―。
 豆腐屋<豆月庵>の青年・尾加良(おから)は、豆腐一丁入った水槽を引きながら、
 兄貴分の水島朱貝を捜してこの路地へやって来た。
 胸には、<ルビー>と呼ばれる宝玉を忍ばせていたが、この路地で出会う人々は、
 その<ルビー>を求めてやまない。
 水島の妹、藻八重(もやえ)と共に<ルビー>を守ろうとする尾加良の前に、
 やっと現われた捨て身の水島が連れて来たのは・・・!
 糸コンニャクを握りしめる水島と、その兄を信じ支える妹・藻八重、
 <ルビー>を求める、プロペラ使いの曽根とそのイロ・路子に、
 遠い昔の江ノ島の海姫たちひしめくこの路地を、尾加良は這い回る!
 <ルビー>に、もう一つの宝剣が出会うおぼろ月夜、時の門は崩れ落ち、
 失われたはずの絆が呼び覚まされる。

【役者陣】
唐十郎
久保井研/辻孝彦/稲荷卓央/藤井由紀/赤松由美/岡田悟一/気田睦/大美穂/土屋真衣/大石亜衣/轡あずみ/大鶴美仁音



                                 《記》

            《日時》 2011年5月14日(土)、15日(日) ※両日とも19:00開演

            《アフタートーク》 14日…金山秋男(明治大学法学部教授)
                           中沢新一(明治大学研究・知財戦略機構特任教授・思想家・人類学者)
                           唐十郎氏
                       15日…坪内祐三氏(批評家)
                           天童荒太氏(作家・本学校友)
                           唐十郎氏

            《会場》 明治大学駿河台キャンパス(東京都千代田区神田駿河台1−1) 「陽だまり広場」

            《料金》 前売券3500円 当日券3600円 ※大学生以下は学割。いずれも2500円

            《チケットに関する問い合わせ》 劇団唐組 tel:03−3330−8118
                                明大マート駿河台店 tel:03−3296−1213






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