２００７年11月26日（月）　新宮プロジェクト　第１回実行委員会、視察

11月26日（月）和歌山県新宮市で「第１回実行委員会」を実施しました。

出席者
実行委員長：�ｱ　章浩（明治大学経営学部教授）　
実行委員 　：福辻　京子（新宮市観光ガイドの会会長）
　　　　　　　 ：ティム・デットマー（Tim Detmer英会話教室）
　　　　　　　 ：楠本　晴美（NPO法人MIKUMANO代表）
　　　　　　　 ：江崎　美智子（那智勝浦町観光ガイドの会理事）
　　　　　　　 ：宮原　優（東紀州観光まちづくり公社紀北町役場企画課係長）
　　　　　　　 ：鈴木　俊朗（新宮市商工観光課長）
　　　　　　　 ：栗林　圭一（新宮市商工観光課）
　　　　　　　 ：林　雅彦（明治大学法学部教授）
事務局　　　：松尾　智己（明治大学エクステンショングループリーダー）
　　　　　　　 ：瀬川　仁美（明治大学エクステンショングループ）

実行委員長である　�ｱ先生の挨拶に引き続き、事務局の松尾からプログラムの内容を説明した後、プログラムの詳細などについて、活発な意見交換が行われました。
会場は始終和やかな雰囲気で、出席者ひとりひとりが抱く熊野への「思い」を語り合い、その「思い」を共有することで、これから始まるプロジェクトの意味や重要性を確認しあうことができました。実行委員会終了後も参加者全員がなかなか会場を後にせず、お互い立ち話の相手を次々と変えながら、名残惜しげに熊野について話し込む場面もありました。
　

翌27日（火）は、観光ガイドの西浦さんの案内で、新宮市内観光ツアーを体験しました。
ツアー最初の目的地である、神倉神社へ行く途中、巨大な水道の蛇口を発見しました。新宮市水道事業所のビルなのだそうです。
西浦さんは、「面白いから、神倉神社に行くときは、この道をよく通るんです」とおっしゃっていました。さすが地元の人です。

遠くから見た神倉神社です。 神倉神社の周りだけ少し紅葉が見られますが、西浦さん曰く、「この辺の山々の紅葉は、あれが精一杯なのだそうです。
	神倉神社から見た新宮市の風景です。 この日はうす曇だったのですが、遠くの方にうっすらと海と空の境界線を見ることができます。

	神倉神社から熊野川を見ることができました。 古の貴族たちは、熊野川の舟の旅を楽しんだそうです
神倉神社にある「ことびき岩」です。 巨大な岩で、下から見上げると　まるででっぷりと太った がまがえるのように見えるので、地元の人たちの間では 通称「がまがえる」と呼ばれ親しまれているのだそうです。 「がまがえる」に見守られた町の人たちは、 とても人懐こく、そして温かい人たちでした。

地元の観光ガイドの方と一緒に観光地を歩くのは、私にとって初めての体験だったのですが、新宮市内を地元観光ガイドの西浦さんと歩いていると、まるで実家に帰った時に、近所の人たちから声をかけられるように、たくさんの地元の人たちから挨拶をされたり、声をかけられたりしました。そして、初めて訪れた新宮という所が、私にとってとても大切で特別な場所になりました。
観光ガイドの価値は、もしかするとそんなところにあるのかも知れません。