2008年7月5日(土)「とっとりグランマ倶楽部」の講義が行われました。

前回までで第1段階『鳥取発見講座』を終え、今回から、第2段階 『地域の現状を学ぶ』に入ります。
今回は、鳥取県の女性講師の方々のお話を伺いました。



「鳥取を変えた女性史に学ぶ」
―鳥取県連合婦人会の歴史から―
 鳥取県連合婦人会会長 井上 耐子 

―男女共同参画社会へのあゆみ― とっとりの女性史編集委員 相見 寿子

午前中は、「鳥取を変えた女性史に学ぶ」ということで、井上さん、相見さんが講義をしてくださいました。
井上さんは、鳥取県連合婦人会の歴史をとりあげ、歴代の会長の業績などを紹介、相見さんは、「とっとりの女性史―戦後からの歩み-」の編集委員として参加された経緯をふまえ、本書の成立事情及び概要を説明してくださいました。
「ひとりひとりの力は小さいが結集して大きな力をつくり、一歩でも二歩でもふみだすことが大事」という言葉が印象に残りました。




「地域の活性化に貢献 事例1」
いんしゅう鹿野町づくり協議会副理事長 佐々木 千代子
 


午後は、「地域の活性化に貢献 事例1」ということで、佐々木さんに「NPO法人いんしゅう鹿野町づくり協議会についてのお話をうかがいました。

「楽しくないことはしない。何もせんよりはましだ。ピンチはチャンス」をモットーに、前に出なければ欲しいものが手にはいらない。一歩前に踏み出すことで次が見えてくるというお話しをグランマの皆さんも真剣に聞かれていました。
質問コーナーでも、色々な質問が飛び交い、みなさんの「まちづくり」に対する意識の高さがうかがえました。
講義後のアンケートでも、「身近で実際に活動している方のお話が聞けて良かった」「もっと詳しいお話も聞きたかった」という意見が多くありました。



受講生の皆さんも、受付などで毎回顔を合わせてらっしゃると思いますが、受付、撮影、会場設置などをを担当していただいている安藤さんです。
今後ともよろしくお願いします。


とっとりグランマ倶楽部も、いよいよ第2段階。
私たちも講義で出張するたびに、鳥取のことで新しい発見があります。
私が感じた鳥取の女性の印象は、とにかく「真面目」です。
受講の様子、アンケートの回収率、書かれている内容、又、添えられているお手紙…どれをとってもそれがあらわれています。
真剣に受講している皆さんとお会いしたり、アンケーを読んだりするたびに、「私達もがんばって期待を裏切らない講座にしなければいけないね」と話しております。