映像

「あの人に会いたい 赤塚不二夫」
NHK総合 2009年11月7日放送

NHKアーカイブス「赤塚不二夫の世界」より
「赤塚まんがのキャラクター」
2008年9月8日放送

テーブルケース
キャラクターとしての赤塚不二夫

1960年代後半から70年代にかけての日本はテレビ受像機の一般家庭への急速な普及に代表される国内のマスメディアが巨大化していった時期である。そうした時期に人気の絶頂にありマンガに限らない活動をしていた赤塚不二夫は作家の野坂昭如や映画監督の大島渚らと並び、様々な媒体に積極的に本人が露出する「マルチ」な文化人タレントの先駆けのような側面を持っていた。タモリやジャズ・ミュージシャン山下洋輔との交流や面白グループでの活動、TV出演や雑誌でのエッセイや対談など、その多面的な活動と破天荒な発言は赤塚自身を自作のマンガの登場人物に匹敵する「キャラクター」にしていったといってもよい。このコーナーではそうした「キャラクター」赤塚不二夫を印象付ける雑誌やグッズを集めている。

色紙を描く赤塚不二夫

赤塚不二夫は時間があれば、よく色紙にサインを描いていた。それはまさに赤塚キャラが生み出される瞬間であったといえる。このケースには赤塚不二夫が描いたバカボンのパパとバカボンが描かれる途中の色紙(複製)と、赤塚がサインを描いている様子の写真を集めて展示している。

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