2004年7月5日 ネットワーク利用者 各位                           情報システム管理課           * メールの配送遅延について*  7月5日未明より、学外から学内に向けて、大量のSPAMと思われるメール(迷 惑メール)および、その関連のエラーメールが配信されており、メール中継転 送サーバが過負荷の状態になっています。  この為、現在、   ・学内 ←→ 学外 間のメール   ・学内のドメイン間のメール(例: isc ←→ kisc、mics など)  に配送遅延が生じています。  ネットワーク利用のみなさまには、たいへんご迷惑をお掛けしていますが 状況改善までいましばらくお待ちください。 ・発生日時:7月 5日(月)       午前3時ごろ〜 ---- 2004年7月5日 16:00追記 ・16:00現在、依然としてメール配送の遅配が生じています。 今回のトラブルの発生原因は、以下の通りです。  1.7月5日午前3時ごろ、何者か(SPAM業者?)が、送信者アドレスを詐称し   たSPAMメール(迷惑メール)を、不特定多数に大量に送信した。   その際、送信者アドレス欄には、本学の架空のメールアドレス   (「abcdefghij@isc.meiji.ac.jp」など )が詐称されていた。          ---------------  2.そのSPAMメールは、受取人のメールアドレスも不正確であった為に、   受取人不明のエラーメールとなった。   その後、SPAMメールを受け取った不特定多数のメールサーバは、SPAM   メールに記載されている「送信者アドレス」宛にエラーメールを返送した。  3.SPAMメールの「送信者アドレス欄」は、詐称により、本学の架空のメー   ルアドレスであったため、世界中のメールサーバから、大量のエラーメー   ルが本学宛に届いた。  4.エラーメールの数は、処理能力を大きく越える量であった為に、メール   配送サーバの負荷が重くなった。   この影響で、通常のメール配送にも遅延が生じた。 ---- 2004年7月5日 22:30追記 1. 18:30ごろより、一時的に学外から学内へのメール流入に制限を設け、メー ル配送サーバ上に溜っている「配送待ちメール」を配送しました。 2. メール配送サーバのチューニングを、再度、実施しました。 ---- 2004年7月6日 8:00追記 1. 7月6日 03:00am ごろ、 学内←→学外 学内ドメイン間 のメール配送の遅配は解消され、正常運用に戻りました。 SPAM関連のエラーメールも、現在、止まっています。