2019年度 出題のねらい(一般選抜入試)

試験科目名:英語

出題のねらい

国際日本学部では高度な英語力を養成します。しかし、入学試験問題は、必ずしも難解な文章や語彙を問うものではありません。入試においては、入学後の英語学習の基礎となる英語能力が十分身についているかどうかを測定します。具体的には、高等学校の学習指導要領に沿い、「英語を読んで、情報や書き手の意向などを理解し、概要や要点をとらえる」ことができるかどうか、「英語が実際の場面でどのように使われるのか」を理解しているかどうか、また、基本的な単語、熟語、文法事項を理解しているかどうかを測定します。

出題形式・分野

大きく分けると問題は5題です。①社会や文化に関するトピックの長文問題1題、②前問よりは短めの長文問題1題、③語彙・文法問題1題、④対話形式の問題1題、⑤一般的なトピックに関する、長い対話形式の問題1題です。
①と②に共通しているのは、「英文を素早く読み、要点や概略を理解すること」が要求されます。他には、空所補充、部分英作文などがあります。全体的にはマークシート方式の試験ですが、長文問題には、一部、記述式の文章完成問題が含まれます。③は、中学や高校で学習する基本的な語彙・文法を理解しているかどうかを問う問題です。④は、リスニング問題が出題されない代わりに、日常のコミュニケーションで使われている英語を理解しているかどうかを問う対話形式の問題です。⑤は、長い対話形式の問題ですが、対話の全体の流れを把握することができるかどうかを問う問題です。

学習方法のアドバイス

難解な単語や熟語を含んだ長文は出題されますが、いずれも文脈から、意味を推測できるもの、もしくは、読解するのに重要でないものです。ただし、英語の長文は長いので、英語の文章をいちいち訳さず早く読め、内容を理解する練習をする必要があります。普段から、英語で書かれた新聞・雑誌の記事やエッセイを、辞書を使わずに読み、内容を理解する練習をしておくとよいでしょう。また、リスニングの問題がない代わりに、日常のコミュニケーションに使われる英語を理解しているかどうかを測る問題があります。会話でよく使われる表現や単語も理解しておきましょう。

試験科目名:国語

出題のねらい

日本を学び、日本を世界に発信することのできる人材の育成を目指す本学部にあって、国語は英語と並んで基礎力を身につけておくことが求められる最も重要な基本科目です。したがって、入学後の国語力の向上を保証する、基本的な国語力を総合的に問うことを出題のねらいとします。

出題形式・分野

現代文2題、古文1題です。設問(大問)自体が漢文のみで出題されることはありませんが、現代文や古文の設問の中に、漢文の知識を問われる問題が出題される可能性があります。配点は、おおよそ現代文7に対して古文3の割合になります。解答形式はマーク式と記述式の混合で、おおよそ7:3の割合です。
現代文は、論説的文章を問題文とする問題と、随筆的文章を問題文とする問題とからなります。いずれについても、漢字の読み書きなどさまざまな言葉の知識を問う問題といろいろな形で文章の読解力を問う問題とからなりますが、論説的文章に関しては読解力を問う問題、随筆的文章に関しては言葉の知識を問う問題の方が主となります。
古文は、古典の文章から文法・語彙・文学史・昔の人の常識などの基本的な知識と読解力を問う問題です。

学習方法のアドバイス

問題文は難解なものは避け、いわゆる難問・奇問の類は出しませんので、標準的な基礎力をしっかり身につけておけば大丈夫です。
現代文に関しては、新聞や一般的な新書程度の標準的な日本語文章を苦労なく読めて理解できる、基本的な語彙力・読解力・一般的知識があれば充分解答可能な問題ですので、日ごろからやや硬い文章に接する機会を増やし、そのような基礎力を自然に身につけておくことが重要です。
古文は、高校の学習範囲で解答できる問題ですので、高校の授業内容を充分に理解しておくことが大事です。

試験科目名:日本史B

出題のねらい

国際日本学部は、現代日本文化や伝統文化、および日本の社会システムについて、その歴史的背景を十分理解したうえで国際的舞台においてそれを発信し、さらには文化資源として活用できる人材の育成を目指しています。そのためには、単に日本史の事項を時系列に丸暗記するのではなく、国際的な視点から日本史の流れを相対化しつつ、その基礎的知識や理解を深めておくことが必要です。日本の歴史が世界とどのような関わりをもって形成されてきたのか、さらには、政治・経済・学術・文化などそれぞれの分野において、海外の潮流をどのように受容しつつ独自の文明・文化を形成してきたのかについての理解が重要となります。

出題形式・分野

基本的には年代順に問題を配列し、政治・経済・外交・学術・文化などの領域から出題します。解答形式は、マーク式と記述式で、分量としてはマーク式が約6割、記述式が約4割となります。記述式では、歴史用語・人名・地名等の解答が求められますので、漢字で正確に書けるようにしておきましょう。

学習方法のアドバイス

教科書でとりあげられている歴史事項を問う問題がほとんどですので、教科書を中心とした学習が基本となります。ただし、史料や図を見て解答する問題も含まれますので、史料集や図録集などにも必ず目を通しておくことが大切です。歴史用語の単なる記憶だけではなく、事項名と内容とのつながりをもった学習をしておくことをお勧めします。 

試験科目名:世界史B

出題のねらい

世界を通して日本を、日本を通して世界を知ることが本学部においては目標とされています。世界史の知識と理解は、その目標に向けて勉強する際の基礎になるものです。受験をされる皆さんは、いわゆる西洋世界だけでなく、あまねく世界全般の出来事を広い視野において捉えることが求められます。その上で、ある歴史的事象について、現代世界とのつながりも含む歴史的連関の理解(歴史的把握)のみならず、地理的な連関性の理解(地理的・空間的把握)も求められます。また、世界史上重要な事象や人物については、それらの英語表記もあわせて理解しておくことが求められます。

出題形式・分野

出題形式としては、複数の選択肢から最も適切なものを選んで解答欄にマークするという形式に加えて、記述式と論述式の問題が出題される場合もあります。文章や史料の分析力を求める問題に加え、図表や図版を用いた問題も出題されることもあります。分野は「世界史B」の全体です。

学習方法のアドバイス

教科書で紹介されている出来事や人、作品、場所、概念等に関しては、その一つ一つについての正確な知識をもつとともに、それが大きな連関の中でどのように位置づけられるものであるのかを理解するように心がけてください。教科書等に英語が並記されているような固有名詞などは、それらもあわせて理解しておきましょう。さらに、歴史上の主要な人物が活動した地域や重要な出来事が起きた場所を空間的に把握しておくとともに、それらの人物や出来事と現代世界との関係も考えながら、歴史事象の把握に努めて下さい。

試験科目名:政治・経済

出題のねらい

これからの時代を考察する上で不可欠な、日常生活に深い繋がりのある政治と経済に関する知識についての理解力を、歴史を踏まえて、試すことを目的としています。過去のことだけではなく、最近のニュースで取り上げられたような政治と経済の出来事も出題の対象となります。常識として知っていなければならないことが中心です。 

出題形式・分野

複数の選択肢から選ぶマークシート方式の問題、語句を記述する問題、そして受験生の理解と自分の考えを的確に表現する力を確認するために長文の論述問題を出題します。出題分野は、国際・国内政治と国際・国内経済です。

学習方法のアドバイス

単なる出来事の記憶にとどまらず、その意味合いを理解し、その他の出来事との関連性を考える姿勢を身につけてください。

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