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明治大学研究フォーラム『メタンハイドレートの環境インパクトと先史人類社会』を開催します



 本フォーラムは、本学の研究成果を社会に還元する一環として学長(研究・知財戦略機構長)発案の下、開催いたします。
 メタンハイドレート、ご存知でしょうか?
 我が国の海域に分布し、新しい資源としての活用が期待されている燃える氷です。メタンハイドレートは、昨日今日で生成したものではなく、数百万年という時間スケールで、生成と気候変化にともなう大規模崩壊を引き起こしながら、今、皆さんの目に触れています。その間、地球環境へ与えた影響、特に温暖化と人類の適応については縄文時代の研究にヒントがありそうです。
 是非ご来場いただき、一緒に環境と人類の相互作用について考えてみませんか。


日時: 8月6日(日) 13時~17時(開場12時30分)
     
<事前申込不要・参加費無料・入退場自由>
会場: 明治大学駿河台キャンパス 
     リバティタワー1階リバティホール(1013教室)
     ・紫紺ホール(エントランス)
プログラム:
 1 開会挨拶 13時00分~13時10分 
 2 個別発表 13時10分~15時30分
  (1)「メタンハイドレートは地球環境の変動といかに関わってきたか?」
       松本良 (研究・知財戦略機構 特任教授,
       ガスハイドレート研究クラスター代表)
  (2)「日本海の海底から吹き出すメタンガスの行方」
       戸丸仁 (研究・知財戦略機構 客員研究員,
       千葉大学大学院理学研究院 専任准教授)
  (3)「海洋観測による海面からのメタン放出評価
     :ガスプルームによる大気の影響」
       青木伸輔 (大学院農学研究科 博士後期課程)
  (4)「陸域からのメタン放出」
       登尾浩助 (農学部 専任教授)   
  (5)「暖かな海と森の文化・縄文-ヒトは温暖化にどう適応したか-」
       阿部芳郎 (文学部 専任教授,黒耀石研究センター代表,
       資源利用史研究クラスター代表)
  (6)「人類進化のなかの縄文人:人骨の化学成分でみる温暖化への適応」
       米田穣 (研究・知財戦略機構 客員研究員,
       東京大学総合研究博物館 専任教授)  
 3 パネル討論(質疑応答) 15時45分~16時30分
 4 閉会挨拶 16時30分
★ポスタープレゼンテーション 13時~17時

お問い合わせ先

<フォーラムに関するお問い合わせ>
 明治大学 研究推進部 研究知財事務室 TEL: 03-3296-4281・4616 MAIL:osri@mics.meiji.ac.jp
<取材に関するお問い合わせ>
 明治大学 広報課 TEL: 03-3296-4330 MAIL:koho@mics.meiji.ac.jp