Be a professional

職員インタビュー 赤平 絵実

大学のグローバル化推進の支援のために

明治大学の国際連携部は、全学的な国際化を強く推し進めるための様々な業務を2つの事務室で担っています。国際連携事務室では国際的な学術・研究交流の支援、外国の高等教育機関等との連携、協定締結などを行い、私が所属する国際教育事務室では留学生の受入・生活支援、在学生の留学への送り出しなど学生交流に係る業務を行っています。

職員としてのやりがいを感じる瞬間





国際教育事務室では、交換・短期留学生の受入、交換留学生の日本語授業、正規生のビザ、学籍管理、奨学金、宿舎、イベントなど主に留学生の受入業務を担当してきました。   
現在50以上の国・地域から年間約1,900名の留学生を受け入れているため、様々な対応に追われる日々ですが、本学が提供する教育を通して学生たちが成長し、その後の人生にプラスになっていると実感した時が、職員としてのやりがいを感じる瞬間です。
例えば、昨年まで担当していた「日本語短期研修プログラム」という本学独自の教育コンテンツがあります。これは、2週間という短期間でも、日本語や日本文化を学びたい約50名の留学生が本学に集結して行われます。このプログラムの参加者自身が本学に交換留学という形で戻ってきたり、本学でのプログラムがきっかけとなり、本格的に日本語を勉強し、日本の大学院への進学を考えるようになった参加者もいました。また、留学生を支援するサポーターとして参加してくれた日本人学生から「一気に50名の友人が世界中にできたことは、何にも代え難い経験です」という言葉を聞いたときは、日々の苦労が報われた瞬間でした。さらに、参加者限定のFacebookグループページでは、世界のどこかで参加者同士が再会を果たしている様子が年に数回アップされます。たった2週間のプログラムでも、その後も続く交流の場を提供できたこと、そして明治での学びの経験がその後の人生に少なからず影響を与えていることを目の当たりにして、教育に携わることの責任を感じると同時に、「本学の教育・研究の質をさらに高めるために、一層精進しなければ!」という自分自身への活力にしています。

挑戦し続ける気持ちを忘れずに



現部署に配属される以前は、専門職大学院のガバナンス研究科とグローバル・ビジネス研究科の開設、さらには、ガバナンス研究科の英語コース開設にも携わりました。また、新人で配属された部署では明治大学カード(クレジットカード)に学生版を導入、大学内に新しい書店やコンビニを作るなど、一から作り上げる仕事を多く経験してきました。
少子化やグローバル化により、大学は今まで以上に変革を迫られています。大学が変化し、発展し続けるためには、何より職員自身が変化に対応できる人材になり、新しいことに挑戦し続ける気持ちを持つことが必要です。今後、どの部署にあっても、その気持ちを忘れずに大学発展のため努力し続けられる職員でありたいと思います。
※各職員の所属部署は掲載当時のものです