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職員インタビュー 小島 基史

 

学長の方針を実現・具体化する



私は現在、教学企画部教学企画事務室に所属しています。教学企画部は、学長の方針を実現・具体化する事務部門として、計画を立てるだけではなく、結果を検証し次につなげている部署です。教学企画事務室では、教学の政策推進について、学長や学長スタッフ(副学長および学長室専門員等)とともに、企画・立案及び実施・調整を行っています。具体的には学部長会運営、新学部検討や学長秘書業務などです。
教学政策とは、学長方針をもとに各学部・機関等が立てた戦略と、その実現に向けた具体的手段・行動計画のことです。「教育・研究に関する年度計画書」として、学部長会(学長の他、各学部長、副学長等で構成)で承認し、理事長へ提出します。教学企画部評価情報事務室では、年度計画を評価するため、自己点検・評価を実施しています。

年度計画策定や新学部等の検討



私の主な担当業務は、その年度計画書の作成、教学の制度改革の検討、文部科学省への設置認可等です。毎週以下のような業務スケジュールで仕事をしています。
月曜日 会議の議題打合せ
火曜日 学長スタッフ会議(毎週)
水曜日 学部長会(隔週)
木曜日 会議の議事録作成・課内打合せ
金曜日 次週の会議のための資料作成
火曜日・水曜日に会議が行われることが多く、そのほかの日程は、その会議に向けて資料を作成・準備しています。学生と接することは少ないですが、教学(教育・研究・社会貢献)の全ての案件に関わることが出来ることは、貴重な経験となっています。 

ステークホルダーの思いや言葉を形に

入職して現在までのキャリアは以下のとおりです。
2005年4月~2009年3月 国際交流センター事務室(現・国際連携部)
学術交流、学生派遣業務、留学生受入れ業務を担当
2009年4月~2016年6月 社会連携事務室
リバティアカデミー業務、地域連携業務を担当
2016年6月~ 教学企画事務室
初めての配属は国際交流センター事務室で、海外協定校連携や、本学に来ている留学生対応を担当しました。4年間の業務では、日本人学生の留学を増やす難しさや、留学生の在留ビザや奨学金の対応を通して、大学の国際化は1年ごとの積み重ねが大切であることを学びました。現在では、教員・職員・学生、それぞれの国際化が進んでいます。
5年目に異動した社会連携事務室では、生涯教育の拠点「リバティアカデミー」の企画・運営、そして2010年10月に設置された社会連携機構のもと、地方自治体との連携講座などを実施し、大学の社会連携・社会貢献という役割を、教育・研究と並ぶ第三の柱として発信していました。



これまで明治大学職員として働き思ったことは、どこの部署で働いていたとしても明治大学を「魅力ある大学」にしたいと思う気持ちは同じであり、それがどこかで繋がるということです。学生、教員、校友(卒業生)、関係者の思いや言葉を形にしていくのが、大学職員の役割であると思います。自分自身も大学職員応募前には「事務仕事って何だろう」と思っていましたが、決して机にばかり座って言われたことをやっているのではなく、企画力を持ち、業務を積み重ねることが重要であると考えています。
本学が社会に貢献する有用な人材を送り出し、社会の課題を解決することができる大学として、「より魅力ある大学」にしていきたいです。

※各職員の所属部署は掲載当時のものです