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職員インタビュー 澤内 秀太

大学経営の一翼を担う「広報」

国際化や18歳人口の減少など、大学を取り巻く環境がとても厳しくなっている中で、社会から必要とされ、いかに「選ばれる大学」になるかが、大学経営を考える上でとても重要です。
経営企画部は、法人の中・長期計画や事業報告、大学の事業に関わる業務を担当する「企画課」と、大学の取り組みを在学生やその父母、校友(卒業生)、そして社会に対し広く発信する役割を担う「広報課」の2課から構成されています。

企画 → 取材 → 制作 → 情報発信



広報課では、ホームページをはじめとした各種ウェブサイトの運営や、新聞や雑誌への広告出稿、各種プロモーションの企画、広報紙誌の制作などを行っています。経営方針である「学校法人明治大学長期ビジョン」や学長方針である「グランドデザイン2020」という中・長期計画を単年度計画に落とし込み、その時の社会の動きなどを勘案して、広報戦略を具体的に立案していきます。
現在、私が担当している業務は、大学が発行する広報紙「明治大学広報」の制作です。教育・研究をはじめとする大学の取り組みをわかりやすく的確に伝えるため、大学のトピックや新しい取り組みなどについて情報収集し、毎号企画を立てます。実際に取り上げる内容が決定すると、一眼レフカメラを抱えて現場へ行き、その様子を取材します。デスクに戻ってからは、取材した内容を基に記事を作成。紙面レイアウトの確認、校正など編集作業を経て、広報紙を完成させていきます。時には、速報記事をホームページに掲載することもあり、さまざまな媒体を使って情報発信を行っています。
自分の仕事が形となり、その情報をキャッチした人が明治大学に興味を持ち、ファンになり、大学を支えてくれる。そうしたサイクルをひとつでも多く構築するということを念頭に取り組んでいます。

「明治大学に入ってよかった」と思ってもらえるように



最初の部署は、駿河台キャンパスの文学部事務室でした。カウンター近くのデスクに座り、窓口対応や履修成績、入試関係業務などを主に担当していました。単位修得に苦労して履修相談に乗った学生さんが無事に卒業でき、わざわざ事務室までお礼に来てくれた時は、特にやりがいを感じた瞬間でした。
これからも、「明治大学に入りたい」「明治大学に入学してよかった」「明治大学の卒業生として誇りだ」と多くの人に思ってもらえるように、日々努力していきたいです。
※各職員の所属部署は掲載当時のものです