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震災等復興活動支援センター

福島県新地町にてマンガイラスト教室を開催しました

2013年04月07日
明治大学 震災復興支援センター

 3月25日、福島県相馬郡新地町にてマンガイラスト教室を開催しました。これは、浦安ボランティア活動拠点で活動する学生が、東日本大震災で被災した土地を訪問し、現地の子供たちと触れ合うことによる心のケアを通して被災地支援を行う目的で行っています。福島県での開催は、昨年11月6日駒ヶ嶺地区の学童保育で行った教室についで2回目です。
 今回参加した学生は商学部2年佐藤僚太君、石田歩実さん、鷲尾真美さんの3名で、企画・運営をすべて学生が行い,講師として本学職員,アシスタントとして本学客員研究員が同行しました。

 午前中に伺った学童保育の福田児童クラブでは,小学生の男子6名、女子6名、計12名が出迎えてくれました。
 初めに学生があいさつをし、講師の職員の指導のもとで教室を始めました。丸の図形を使って友達や家族の顔を描き、色を塗って,はさみで切り取った絵を色画用紙に貼り付けて「とびだす絵本」風のカードを作成しました。
 参加してくれた小学生は,講師の描いた見本の絵を興味津々に見ていたり、学生と会話を楽しみながら絵を描いたりしていました。出来あがった作品はどれもすばらしく、大切に持ち帰ったり、メッセージを付けてお友達へプレゼントしたりしていました。
 最後に現地職員の先生が「楽しかった人—?」と子どもたちに質問したところ皆が手を挙げてくれ,学生3名もとても嬉しそうでした。

 午後は、新地児童クラブに伺いました。こちらでは小学生の男子20名、女子10名、計30名が出迎えてくれました。
 楽しみに待ってくれていたのか、学生が施設に入るとすぐに近付いてきてくれて、元気にあいさつしてくれました。
 こちらの施設でも子どもたちは一生懸命見本の絵を参考にしながら友達や大好きなキャラクターの絵を描いていました。学生も、一人一人に丁寧に描き方の指導を行い、会話もしながらとても和やかな雰囲気で時間が過ぎていきました。

 参加した学生に感想を聞くと、「以前、浦安市にて開催したとは違う、新地町の子どもたちの個性を知ることができ、様々な場所でこの活動をすることが出来て良かった。」「浦安市ではアニメの話をする子どもが多かったのに対し、新地町ではあまり話に出ず,話題の違いを感じた。」「震災で傷ついた子どもたちがいたと思うが、今回の教室で元気になれた子どもがいたと思うとうれしい。」と話してくれました。

 今回訪問した児童館の隣には、多くの仮設住宅が並び、参加してくれた小学生の中には仮設住宅に住む子供がいました。また施設の入り口には放射能の測定機が設置され、子どもたちを取り巻く環境の厳しさを知ることができました。
 一見元気にしている子どもたちも心に傷を負っていること、放射能の可能性により自由に外で遊べない現状があり、そういった子どもたちに少しでも楽しさと安らぎの時間を感じてもらえる様、今後もこの活動を続けていきます。