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震災等復興活動支援センター

阪井ゼミナールによる岩手県大船渡市での活動報告(「サンタが町にやってくる」)

2015年12月25日
明治大学 震災復興支援センター

サンタクロースに扮したボランティア参加者サンタクロースに扮したボランティア参加者

子供たちと遊ぶ学生子供たちと遊ぶ学生

 阪井ゼミナールの学生から、岩手県大船渡市で行った活動について、寄稿がありましたので紹介します。
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 私たち阪井ゼミナールは、「つむぎプロジェクト」と題した東北復興支援ボランティアを行っています。「つむぎ」という言葉にも表れている通り、私たちの活動は人との繋がりや交流を非常に大切にしています。

 今回、私たちが参加させて頂いた、「 サンタが町にやってくる!~岩手★おおふなと★大作戦~」通称「サンマチ」というイベントも、子供たちとの交流を目的としたイベントです。東日本大震災により、生活が激変し、遊ぶ環境が制限されてしまった子供たちに、夢と笑顔を届けるため、私たちがサンタさんになって、各地区にプレゼントを届けに行ったり、一緒に遊んだりしました。

 私たち阪井ゼミナールは、第1回「サンマチ」開催時(2013年)から、このイベントに参加していることもあり、今回は積極的に運営側にまわろうということで、会場内で子供たちが遊ぶスペース、通称サンマクロースの家の設計を全面的に任せて頂きました。具体的には、床と壁全面に模造紙を貼って、どこにでもお絵描きできるようにしたり、変身スペースを設けて、仮装を楽しめるようにしたりと、短い時間ですが、子供たちが思いっきり楽しめるようなスペース作りを心掛けました。その結果、12月20日(日)の当日は大盛況で、たくさんの子供たちと交流することができました。皆、明るく元気いっぱいで、私たち自身も笑顔を貰えたと思います。
 
 あの大震災を経験した子供たちが何故こんなに明るく元気なのかと言えば、それは、こういったイベントを通じて、地域の人々との繋がりを大切にし、町全体で支え合っているからだと思います。私たちも「サンマチ」を通じて、この繋がりの一員となり、子供たちに笑顔を届けられたことをとても嬉しく思います。

 一方で、まだまだ被災地には、不安や課題も存在しているのが現実です。ある小学校では、震災で校庭が使えなくなり、校庭で遊ぶということを知らないまま卒業していく子供たちもいます。体育の授業は屋内で行い、たまに外に出ても、硬いコンクリートの上で遊ばなければならないのです。いつか、広い校庭で思いっきり子供たちと遊べる日がくると、強く願っています。その日まで私たちは、子供たちとの繋がりを大切にしていきたいと思います。
法学部法律学科 阪井ゼミナール
3年 茂木 千穂理