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森永ゼミナール  環境問題を通じてどう生きたいかを考える 

研究内容

 環境問題を考えることは、他者との関わりを考えることです。他者とは、自分以外の人々、社会、いきもの、自然、あるいは過去や将来のもろもろも含みます。
 先進国に暮らすわたしたちは、高度な消費生活をおくることにより自然環境に与える影響の範囲を驚異的に広げてきました。自分の一日の行動がどこでどれだけ環境負荷を及ぼすか想像できないほど、影響が無意識のうちにグローバル化かつ複雑化しており、その影響は遠く離れた地域や将来にも間違いなく及びます。人間が認識できる範囲と自然環境に影響を及ぼす範囲のこのような乖離、つまり、自らの環境への影響を認識あるいは実感できない「切れた」状態は、環境問題をわかりにくくしており、結果的に環境への配慮がなされにくいことにつながります。
 当ゼミでは「大量消費生活」や「食」、「ごみ」、「原発」、「自然災害」など身近な題材を切り口に勉強して、環境問題を一人一人が実感することをめざします。一方で、グローバル化によって生じる、私たちの暮らしと他地域との関係についても思いを馳せ、様々な環境問題について根底から考えていきます。環境問題を考えることは、自分がどう生きたいかを考えることにつながることに気付くかもしれません。
 実践としては、キャンパス内の環境問題の解決への挑戦や、足尾銅山などでのフィールドワークを通して、経済成長の陰で進んだ公害の経験を現在公害が深刻化する国々に発信することに取り組みます。

ゼミの進め方

≪2年次≫

 テキストの輪読を中心に環境問題の基礎を勉強する。2年次のうちに商工会議所のエコ検定などを受験して自主的に勉強をすすめること。

≪3年次≫

 各自がテーマを選び、ゼミやプレゼンテーション大会、明治大学環境展等の機会を利用しながら研究をすすめる。

≪4年次≫

 卒論を執筆。