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中島ゼミナール  18世紀英国の文学と思想を眺める

研究内容

 18世紀のイギリスは,風刺全盛の時代。お堅い本から軟派な雑誌まで,罵詈雑言の嵐(?)。しかし,そのような言説の中には,当時の社会情勢や作者の思想傾向が豊かに織り込まれていて,意味がわかるとなかなかに面白いものです。作品の行間に流れている思潮や世界観といったものを読み解いてみましょう。
 とりあえず風刺文学の傑作,ジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記』(1726年)から読んでみましょうか。第1部からつぶさに精読します。子供時代に目にしたであろう絵本からは想像もつかない,エロくて,グロくて,汚い世界があなたを待っています。

ゼミの進め方

≪2年次≫

 春学期は近世イギリスの時代背景の説明とあわせて,『ガリバー旅行記』を第1部からつぶさに精読する。本文の一言一句をさらい,注も丹念に検討する。秋学期は担当教員が与えた課題について適宜討論も行う。合宿は行わない。

≪3年次≫

 春学期はテキストの精読と平行して,論文執筆の作法を伝授する。論文のテーマを決め,各自でリサーチを行い,執筆の準備を開始する。秋学期は担当教員の個人指導を受けながら論文を完成させる。合宿は行わない。

≪4年次≫

 春学期は作品そのものの読解だけでなく,文芸批評にも焦点をシフトしていく予定。秋学期は執筆した論文の合評会も行う。合宿は行わない。