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渡辺徳美ゼミナール  映画研究

研究内容

 映画というメディアが,さまざまなテーマを持つ物語をスクリーンに映し出すことができるのは,多彩な映画技法(フォトグラフィ,ミザンセヌ,動き,編集,サウンド,演技,ストーリーなど)によって制作されているからです。本演習室では欧米や日本の映画を研究対象とし,作品がどのような技法や形式によって何を表現しているかを探ります。また,映画をより深く理解するために,作品のテーマや背景となっている時代を文献によって調査したり,原作の小説と比較したりします。多岐にわたるアプローチによって,ひとつの映像作品に向かい合い,スクリーンに描かれている人間の心理を洞察したり,社会問題や歴史について考察したりします。

ゼミの進め方

≪2年次≫

 春学期:いろいろな映画を教材にしながら,「シネマ・リテラシー(映画の技法や話法を理解するための知識)」を学びます。学期末には,グループで世界的な映画祭の受賞作品からひとつを選んで分析してみます。
 秋学期:個人研究の口頭発表を行います。小説や戯曲などの文学が映画化された作品,つまり原作のある映画を扱い,両者の比較を行います。

≪3年次≫

春学期:20世紀の戦争を扱った各国の作品を各々選んで研究します。毎週,異なる視点から制作された映画を検討することによって,さまざまな視座を獲得します。
秋学期:各自,興味ある作品に取り組みます。

*2年次秋学期と3年次の春・秋学期のゼミは,個人研究の口頭発表とディスカッションによって進めます。さらに論文としてまとめます。
*文化的行事:ときどきゼミで映画や展覧会を見に行きます。合宿は予定していません。 

≪4年次≫

 卒業論文の作成:3年間の集大成として映画に関する卒論を執筆します。