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小林一ゼミナール  マーケティングのケース研究

研究内容

 この演習室では,ビジネスのノウハウ(どうやって儲けるか)を学習するわけではありません。また企業経営の巧拙を評価する訳でもありません。この演習室ではマーケティングに関わる現実の企業行動を事例(ケース)として取り上げ,その背後に存在する因果メカニズムを明らかにすることを学習目標としています。企業行動の背後にある要因やメカニズムを取り出すためには,概念枠組み(理論、仮説)と分析技法を理解しておく必要があります。これは料理を考えてもらうとわかりやすいでしょう。食材(企業行動としての具体的なケース)だけあっても,何をどう調理(分析)するのかは不明です。どんな調理方法(概念枠組み/フレームワーク)に依拠するのか,どんな調理器具(分析技法)を使うのかなど,を決めなくてはなりません。ただし調理方法も調理器具も1種類ではありません。そのため料理人(皆さん自身)の力量が問われるのです。料理人は現実のマーケティングのケースという食材を前にして,より良い調理方法と調理器具を選び出し,(美味しい?)料理をつくるのです。教員は単にその料理作りの手伝いをするに過ぎません。

ゼミの進め方

≪2年次≫

 春学期は初学者向けのテキストを使ってマーケティング戦略論の概念枠組みを学習します。
秋学期は春学期の応用で,具体的な企業行動のケースを戦略 分析し,枠組みの意味を深く学びます。合宿の有無は,勉学の進捗状況等を勘案して判断します。

≪3年次≫

 より進んだ経営戦略論のケースブックを選定し,種々の概念枠組みを使ってケース分析を行います。
並行して個別具体的なテーマを幾つか設定し,グループ別研究を行い,夏期休暇中に共同論文にまとめてもらいます。合宿の有無は,勉学の進捗状況等を勘案して判断します。

≪4年次≫

 春学期は卒業論文作成に向けて,個人別の論文テーマの問題設定と分析方法の指導を行います。
 秋学期は卒業論文作成の途中経過を輪番で個別に報告し,相互の批判的検討を行います。
 合宿の有無は就職活動の進捗状況等を勘案して適宜判断します。