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小林尚朗ゼミナール  世界経済論-このかけがえのない世界を切り開く-

研究内容

 グローバル化が進む今日,豊かさと貧しさ,あるいは成長と停滞といった様々な事象は,たとえそれが個別の国家ごとに現れる場合であっても,全体としての世界経済の動向に大きな影響を受けている。市場メカニズムに全幅の信頼を置いた「ワシントン・コンセンサス」が限界に直面するなか,国家資本主義とも呼ばれる中国の社会主義市場経済モデルが一躍注目を集めているが,その問題もさまざまに指摘されている。つまり,この「Gゼロ」の時代に世界は新たな秩序を求めて大きく揺れている。英国のEU離脱,米国のトランプ大統領誕生,揺れるアジアの政治経済情勢,等々。世界経済はどこに向かうのか?
このゼミでは,世界経済に関する基礎的な知識や現状を学習・理解したうえで,グローバル化が進む世界の諸問題を分析し,その解決のための諸方策を導くことを目的とする。具体的な研究テーマを各自(あるいはグループごと)が自由に設定し,ゼミでの報告・討論を通じてそれらのテーマを全体で共有し,小林ゼミ独自の世界経済論を構築していく。また,3年次にはグループで奨学論文などの懸賞論文,4年次には各自が自由なテーマのもとで卒業論文を執筆しなければならない。なお,担当教員は発展途上経済や,地域としては東アジアが専門であることから,国際的な開発支援や,中国,韓国,台湾,ASEANなどの東アジア経済に関心を持っている学生も大歓迎である。フェアトレードに関心のある学生にも集ってもらいたい。

ゼミの進め方

≪2年次≫

 春学期・秋学期とも,世界経済論の基本的な文献を輪読方式で勉強する一方で,興味ある研究テーマごとのグループに別れ(アジア班,貿易班,etc.),各班に3~4回程度の研究報告を行ってもらう予定。2つを同時並行的に進める。合宿は夏期休暇中と春期休暇中にそれぞれ実施する。また,毎時間,数名ずつ,前週までの新聞記事から気になるものをピックアップして紹介してもらう。

≪3年次≫

 春学期はグループ研究が中心。必要に応じて輪読形式も継続する。商学部主催の奨学論文など,懸賞論文への応募の準備をする。秋学期は文献研究あるいは個人研究を行う。合宿は夏期休暇中と春期休暇中にそれぞれ実施する。また,長期休暇中を含め,学外での勉強会・見学会も行う。ビブリオバトルもやります。

≪4年次≫

 春学期は輪読形式を中心に進めるが,卒業論文の準備という点では個人研究も同時に進める。全員が卒業論文を執筆するが,そのテーマを夏休みまでに決定する。秋学期は卒論の中間報告を中心に進めていく。合宿は夏期休暇中と春期休暇中にそれぞれ実施する。