ソフトウェア工学研究室

Webアプリ開発技術-エンドユーザ主導で新たな情報社会へ-
情報社会のキーとなるWebアプリケーションで、迅速な開発が要求されるものは、それを必要とする業務の専門家によって開発されることが望ましい。
それを可能とする技術の研究アプローチを下図に示す。ビジネスレベルでは業務の専門家はビジネスモデルを発案する。次にサービスレベルでドメインモデルを構築し、必要なサービスの仕様を決める。最後にソフトウェアレベルでコンポーネントを用いて実装される。このとき、ドメインモデルとコンポーネントの間の粒度的ギャップはフレームワーク技術が解決する。一方、エンドユーザとドメインモデルの間の意味的ギャップはドメイン特化型フレームワークとビジュアルモデリングツールが解決する。
このような複合アプローチにより、エンドユーザ主導開発を可能とする自動プログラミングを実現する。