機械力学研究室

機械力学研究室ではおもに振動について研究をしています。例えば地震に対処するための耐震、免震、制振手法や、それらを実現させるための機械・機器、そしてダンピング技術などを開発しています。ダンピングとは減衰させることです。振動エネルギーを電気に変えて発電する振動抑制装置や、磁石を近づけると固まる性質をもつ液体を使ったダンパ、ゴムのような粘弾性材を使った耐震補強用のばねダンパなどを企業と共同で開発しています。また、当学所有の3次元振動台によって実際の地震を再現し、開発した機械の効果などを調べています。そのほか、鉄道線路上にある架線の揺れを防ぐための研究も行っています。これらの研究は、学生が全て設計し、工作工場で自ら加工して製作し、振動台を用いて実験をしています。始めは思い通りにならない?なんてこともあるようですが、当研究室で様々な経験を積んで、将来の教訓としてくれれば幸いです。だから失敗を恐れずにレッツチャレンジ!レッツダンピング!