2023年9月15日~17日にパシフィコ横浜で開催された第30回日本時間生物学会学術大会において、農学研究科生命科学専攻・動物生理学(中村孝博教授)研究室の博士前期課程1年 福島優樹さんが発表した研究報告が優秀演題賞に選ばれました。
福島さんの発表題目は「Circadian rhythms of GABA release in the mouse brain(マウス脳内におけるGABA放出の概日リズム)」です。本研究では、in vivoマイクロダイアリシスという自由行動マウスから脳内サンプルを採取する熟練した技術が必要とされる方法を用い、マウス脳内の神経伝達物質であるGABAの濃度の日内変動及び概日リズムを観察しました。この研究で得られた知見は、脳内GABAの役割を理解する上で重要であり、時間生物学や神経科学分野での発展が期待されるとして高く評価されました。
農学部動物生理学研究室HP:
www.isc.meiji.ac.jp/~chrono/index.html
農学部生命科学科HP:
meiji-lifesci.jp/