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『大学史紀要』第10号
特集「尾佐竹猛研究U」の刊行について

 このたび、『明治大学史紀要』第10号(2006年3月刊・頒価800円)を刊行しました。今回の特集テーマは、前号に引き続き尾佐竹猛(おさたけ・たけき、1880-1947)です。
 尾佐竹は1899(明治32)年、明治法律学校(明治大学の前身)を卒業後、司法官として活躍します。
 そのかたわら、明治維新史・法制史・憲政史・文化史研究者として多数の論文・著書をまとめ、日本の史学研究において大きな足跡を残しました。
 また1932(昭和7)年の明治大学専門部文科(文学部の前身)再興に深く関わり、初代専門部文科長に就いています。
 当センターでは2003年から、尾佐竹の多岐にわたる活動に照明をあてることを目指し、共同研究を実施してきました。その成果を前号と今号の2回にわたり特集します。

 目 次

 (論  文)

  村上 一博  司法官・尾佐竹猛の時事法律論
           ―民衆の法律化・人権蹂躙・貞操蹂躙―

  秋谷 紀男  尾佐竹猛の賭博史研究
           ―司法官・歴史家としての尾佐竹猛―

  吉田 悦志  尾佐竹猛における「歴史と文学」の位相
           ―融通無碍の一貫性―

  鈴木 秀幸  近代史の中の郷土
           ―加能地方出身の尾佐竹猛について―

  別府 昭郎  大学人としての尾佐竹猛

  山岸 智子  アンビヴァレンスの人
           ―家族のなかの尾佐竹猛―

 (大学史ノート)
  村上 一博  司法省法学校における法学講義
           ―井上操による七冊の仏文ノート―

 (総括・大学史教育について)
  渡辺 隆喜  明治大学と自校史教育



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