情報教育

■ 情報化社会に対応する情報科学センター
■ 質・量ともに充実ゆきとどいた初等情報教育
■ 多くの学生に大いに活用してもらいたい各キャンパスの最新情報施設・設備
■ 大学のインテリジェント化にも積極的に取り組む




情報化社会に対応する
情報科学センター
報化の波は、企業のオートメーション化をはじめとする産業界の情報化はいうにおよばず、私達の日常的な生活にもコンピュータリゼーションの波が押し寄せてきている。インターネットはもはや流行語とさえいえるまでに一般化し、商店や個人がホームページをもつまでになっている。今やコンピュータを自在に使いこなす知識や能力は不可欠なものといってもいい。
 その意味でも、コンピュータの活用法についての知識を習得し、ハードウェア、ソフトウェアについて幅広く知っておくことは、これからの社会で活躍する学生たちにとって不可欠なファクターといえる。明治大学ではこうした状況に対応して、全学共通の情報科学および情報処理に関する教育・研究のために「情報科学センター」を設置して、全学的な情報教育に力を注いでいる。



質・量ともに充実
ゆきとどいた初等情報教育
 治大学の情報教育では、理工系における専門家のための教育はもちろん、文科系における教育においても、一般教育的な入門的情報教育、それをさらに充実させた応用的情報教育および各専門科目やゼミとしての専門的情報教育とが用意されている。ここでは、全学共通の科目として位置づけられている入門的情報教育について説明しよう。
 入門的情報教育は全学共通の科目として、理工学部・情報コミュニケーション学部を除く各学部、短期大学で「情報基礎論 I」「情報基礎論 II」(半期科目)として実施されている。この講座は、コンピュータについて正しい知識とその基礎的な利用法を習得するとともに、情報化社会におけるコンピュータの意義や役割についての問題意識を養うことを目的としている。
 コンピュータの扱い方よりも、情報の処理・加工を通して情報の意味を考え、それらを創造のための手段・手法としてどのように扱っていくべきか、そのような方法論を探ることを中心にしている。
 コンピュータの基本的操作は、情報科学センターが提供する各種コンピュータ講習会で習得することが必要である。2004年度には、約5,300名(152クラス開設)の学生がこの講座を受講している。質・量ともに充実した科目となっている。







多くの学生に
大いに活用してもらいたい
各キャンパスの
最新情報処理施設・設備


 報科学センターでは、情報教育をより充実させるため、各キャンパスの情報施設や機器類の拡充に努めている。
 駿河台キャンパスには、28〜48台のパソコンと教師のパソコン画面や教材を表示するモニターが設置されている情報教室が3教室、それに常時自由に使用できるパソコンが用意されている情報実習室が2室がある。
 和泉キャンパスには、情報教室(50台)3室、情報実習室4室等があり、主に「情報基礎論」で使用されている。駿河台・和泉の両キャンパス共に全てのパソコンがネットワークで接続されている。
 さらに、生田キャンパスには、スーパーコンピュータ(VPP300/6)を中心に据え、パソコン教室(70台)2室のほか、高性能ワークステーション(S-4/5)70台を収容する情報処理教室2室、さらに、教育用の端末室、研究用の端末室などがあり、それぞれ最新鋭の計算機を設置している。しかも、それらはネットワークで接続され、24時間いつでも自由に利用可能となっている。これらの施設設備は、生田中央校舎内にあり、理工学部、農学部の情報教育科目の実習用として、幅広く活用されている。



大学のインテリジェント化
にも積極的に取り組む
 治大学では、1988年には和泉キャンパスの第一校舎に、1991年には生田キャンパスの中央校舎内に、最新鋭機器を揃えた情報処理施設を設置してきた。1994年後期からは駿河台キャンパスの12号館にも設置されている。これらの機器については、今後も随時整備・拡充を図っていく方針である。
 情報教育の中身を濃いものにするためには、情報施設の充実とともに、情報通信ネットワークの整備が重要である。ネットワーク化については、SINET、IIJ、WIDENET、学情ネットなどの学外ネットワークへの接続とともに、現在、駿河台、生田、和泉の各キャンパス内のネットワーク化を進めている。3キャンパス間のネットワークについては、駿河台にFACOM M1700/4、生田にVPP300/6、和泉に駿河台のM1700/4のターミナルを設置し、ATM回線で結んだネットワークを形成している。
 このように、本学では情報化社会への対応を積極的に推進し、大学のインテリジェント化に向けても、着々と整備を進めている。