7. メールの管理について

前項へ 目次へ 次項へ


7.1 フロッピーディスクへの保存

    メールをフロッピーディスクへ保存するには次の手順を行ないます.

  1. 受信画面中,保存したいメールの表題をクリックしてメールの内容を表示します.
  2. [保存]ボタン をクリックすると,[名前を付けて保存...]ダイアログボックス(図7-1)が表示されます.

  3. 【図7-1】[名前を付けて保存...]ダイアログボックス

  4. 例えばフロッピーディスクに保存するのであれば,既にフォーマットされている フロッピーディスクをドライブにセットします.次に,「保存する場所(I):」の右側を クリックし,表示されたドライブ一覧から「3.5インチFD(A:)」をクリックします.
  5. 保存するファイル名は「ファイル名(N):」欄で指定します. そのままだと text.txt となります. [保存(S)]ボタン をクリックすることによりメールが保存されます.


7.2 受信メールの印刷

    受信したメールを印刷出力するには次の手順で行ないます.

  1. 受信画面中,印刷したいメールの表題をクリックしてメールの内容を表示します.
  2. [印刷]ボタン をクリックすると,[印刷]ダイアログボックス(図7-2)が表示されます.

  3. 【図7-2】[印刷]ダイアログボックス

  4. 「OK」ボタン (または,「印刷(P)」ボタン) をクリックするとプリンタから印刷されます.


7.3 受信メールの削除

    メールを削除するには次の手順を行ないます.

  1. 受信リストから,消したいメールの[▼]欄をクリックして [v] とします。
  2. [削除]ボタン をクリックすると,
     「マークされたメールを削除します。よろしいですか?」
    と,削除確認のメッセージが表示されます.
  3. [OK]ボタン をクリックすると受信の一覧からそれらのメールが削除されます.

    <注意!!>


7.4 フォルダの選択

     最初に用意されているフォルダは,「受信箱」「送信済」「ゴミ箱」の3つです. GraceMail画面内に図7-3の表示があります.ここの [フォルダ一覧]ボタン をクリックすると,フォルダ一覧が表示されます(図7-4).  ここからフォルダ名をクリックすると,そのフォルダに保管されているメールの 一覧が表示されます.
     


    【図7-3】フォルダの各操作部分

     

    【図7-4】フォルダの一覧表示

     「受信箱」「送信済」「ゴミ箱」には,次のような役割があります.


7.5 フォルダの作成

    フォルダを作成する手順です.

  1. [設定]アイコン をクリックし,設定画面 (図6-1) を表示させます.
  2. 「フォルダ」下にある「フォルダの作成・変更・削除」をクリックすると,
    図7-5が表示されます.

  3. 【図7-5】「フォルダの作成・変更・削除」画面

  4. 「フォルダの作成:」下の「フォルダ名:」のところに 作成したいフォルダ名を入力します.
  5. [作成]ボタン をクリックするとフォルダが作成されます.

     例えば「ゼミナール」というフォルダを作成したならば,画面には
     「フォルダ ゼミナール を作成しました。」
    と表示されます.

  6. 図7-3の [フォルダ一覧]ボタン をクリックしてフォルダ一覧を表示させると,「ゼミナール」フォルダ が追加されていることがわかります(図7-6).

  7. 【図7-6】「ゼミナール」フォルダが作成された

  8. [終了]ボタン をクリックすると, 図6-1の画面に戻ります.この画面の [終了]ボタン をクリックすると,受信画面に戻ります.


7.6 メールを別フォルダへ移動する

    メールを別のフォルダへ移動する手順です.

  1. 図7-3の [フォルダ一覧]ボタン をクリックし, 表示されたフォルダ一覧から移動元としたいフォルダ名をクリックします.
  2. メール一覧から,移動したいメールの[▼]欄をクリックして [v] とします。
  3. [移動]ボタン をクリックすると,画面下半分に図7-7のように表示されます.

  4. 【図7-7】メールの移動操作

  5. フォルダ一覧]ボタン をクリックするとフォルダ一覧が表示されます.この中から移動先のフォルダを クリックし, [了解]ボタン をクリックすると,メールの移動が行なわれます.
     [取消]ボタン は,図7-7の表示を画面から消します.


7.7 フォルダの削除

    フォルダを削除する手順です.

  1. [設定]アイコン をクリックし,設定画面 (図6-1) を表示させます.
  2. 「フォルダ」下にある「フォルダの作成・変更・削除」をクリックすると,図7-5が表示されます.
  3. 「フォルダの削除:」下の [フォルダ一覧]ボタン をクリックし, 表示されたフォルダ一覧から削除したいフォルダ名をクリックします.
  4. [削除]ボタン をクリックすると,例えば「ゼミナール」というフォルダを削除したならば,
     「ゼミナールフォルダを削除します。よろしいですか?」 と,削除確認のメッセージが表示されます。

  5. [OK]ボタンをクリックすると,画面には
     「フォルダ ゼミナール を削除しました。」 と表示されます.
  6. [各種設定]ボタン をクリックすると, 図6-1の画面に戻ります.この画面の [終了]ボタン をクリックすると,受信画面に戻ります.
  7. <注意!!>


7.8 フォルダ単位の保存と復元

     メールを1通ずつ保存する以外に, フォルダ単位で保存(バックアップ)することもできます. ただし,バックアップファイルはGraceMail独自の形式で作成されますので, メールを読むためには再度フォルダへ復元しなくてはなりません.

    まず,バックアップの手順です.

  1. [設定]アイコン をクリックするとGraceMailの設定画面 (図6-1) が表示されます.
  2. 「フォルダ」下にある「フォルダのバックアップ」 をクリックします.図7-8の画面が表示されます.

  3. 【図7-8】「フォルダのバックアップ作成・読み込み」画面

  4. 「バックアップファイルの作成」のすぐ下にある [フォルダ一覧]ボタン をクリックし, フォルダ一覧からバックアップしたいフォルダをクリックします.
  5. [作成]ボタン をクリックすると, 「名前を付けて保存...」ダイアログボックスが表示されます.
  6. フロッピーディスクをセットしてから, [保存する場所(I):]の右側をクリックし, 一覧から「3.5インチ FD(A:)」をクリックします. ファイル名は"ea99999-20020318-受信箱.tgz"のように, ユーザーID,日付,フォルダ名を元に付けられています. 必要ならばこれを変更することも可能です.
  7. [保存]ボタン をクリックすると「場所を保存中」というダイアログボックスが表示された後, バックアップファイルが保存されます.
  8. [各種設定]ボタン をクリックすると, 図6-1の画面に戻ります.この画面の [終了]ボタン をクリックすると,受信画面に戻ります.

    次に,バックアップファイルを復元する手順です.

  1. バックアップ時と同様に操作し,図7-8の画面を表示させます.
  2. 「バックアップファイル名」の横にある [参照...]ボタン をクリックして,「ファイルのアップロード」ダイアログボックス を表示させます.
  3. [ファイルの種類(T):]「HTMLファイル」と なってしまっているので, 「すべてのファイル (*.*)」に設定し直します.
  4. [ファイルの場所(I):]を適切に設定し, 復元したいバックアップファイルを指定します.
  5. [開く]ボタン をクリックすると,図7-8の画面に戻ります. 「バックアップファイル名」の欄に, いま指定したファイル名が表示されます.
  6. 「復元先」を指定します.
     既存のフォルダへ復元するならば, [フォルダ一覧]ボタン のフォルダ一覧からフォルダ名をクリックします.
    「現在のフォルダの内容と置き換える」は, [ ] のままならば,バックアップファイルの内容を指定のフォルダに 追加します. 逆に,[v] としておくと,バックアップを戻す前に, それまでそのフォルダに入っていたメールはクリアされます.
     一方,「新規フォルダ」欄にフォルダ名を 記入すると,フォルダを新たに作成した後,バックアップをそこへ 戻します.
  7. [復元]ボタン をクリックすると,復元作業が行なわれ,画面上部に図7-9のメッセージが表示されます.

  8. 【図7-9】復元を完了した

  9. [終了]ボタン をクリックすると, 図6-1の画面に戻ります.この画面の [終了]ボタン をクリックすると,受信画面に戻ります.


前項へ 最初へ 次項へ