人気ブランド豚「トウキョウX」の凍結受精卵による子豚の出産に初成功! (1月27日更新)
| 2010年1月27日 明 治 大 学 明治大学と東京都農林総合研究センターとの共同研究 人気ブランド豚「トウキョウX」の凍結受精卵による子豚の出産に初成功! 〜今後、優良家畜資源の半永久的な維持や有効活用にも期待〜 明治大学(明治大学バイオリソース研究国際クラスター)はこのほど、(財)東京都農林水産振興財団・東京都農林総合研究センターとの共同研究により、人気のブランド豚「トウキョウX」(トウキョウエックス)の凍結受精卵による子豚の出産に初めて成功しました。豚の受精卵の凍結保存は困難を要する技術ですが、研究の成功により今後、「トウキョウX」の優良遺伝子の半永久的な保存が可能となります。 「トウキョウX」は、東京都畜産試験場(現・東京都農林総合研究センター)が開発した高品質系統豚です。「バークシャー種」など、それぞれ特徴のある3種類の豚を掛け合わせることで、「キメが細かく柔らかい」「霜降りが多い」「肉汁が豊富」などの優れた肉質を実現し、全国的にも知名度の高い品種となっています。 今回の研究では、ホルモン処理により排卵誘起した「トウキョウX」のメスを同系統のオスと交配させ、3〜4日後に桑実期の受精卵を採取して約1カ月間凍結保存をしました。凍結保存には、明大が開発した「中空糸ガラス化凍結法」と呼ばれる手法を用いています。その後、凍結受精卵25個を融解し、昨年9月18日に別のメスに移植した結果、今年1月7日に計8頭の子豚が誕生しました。 「トウキョウX」のような、わが国を代表する優良家畜資源の開発や維持には多大な労力や経費、年月を必要とするため、これらの品種を半永久的に維持し、将来にわたって有効活用するためには、受精卵の凍結保存が非常に効果的です。今回の研究成果は今後、他品種の優良家畜資源への活用も期待されます。 ![]() ![]() |


