「倉橋由美子文芸賞」「阿久悠作詞賞」を創設〜文芸大賞作は「ユリイカ」に掲載、受賞者が2月19日会見
2010年2月10日 明 治 大 学 明大OB、特別功労者の作家・倉橋由美子氏、作詞家・阿久悠氏を顕彰 「倉橋由美子文芸賞」「阿久悠作詞賞」の第1回受賞作が決定 〜文芸賞大賞作は芸術評論誌「ユリイカ」に掲載、2月19日に受賞者会見〜 明治大学OBで明大特別功労者でもある作家・倉橋由美子氏、作詞家・阿久悠氏の故人2人の功績を顕彰する「明治大学連合父母会文学賞」がこのほど創設され、第1部門「倉橋由美子文芸賞」(小説・ノンフィクション)と、第2部門「阿久悠作詞賞」(演歌・ロック・ポップスなど、あらゆる音楽ジャンルの歌詞)の第1回受賞作がそれぞれ決定しました。 「倉橋由美子文芸賞」大賞には、明大国際日本学部2年、目黒真一さんの『疎空の下』が選ばれ、佳作には2編が選出されました。また「阿久悠作詞賞」には佳作3編が選ばれました。『疎空の下』は、青土社発行の芸術評論誌「ユリイカ」3月号(2月28日発売)に掲載されます。つきましては、表彰式の行われる2月19日の午後5時から、目黒さんや関係者の記者会見を明大駿河台キャンパス・紫紺館で実施致します。 同文学賞は、明大在学者の父母らでつくる「連合父母会」の後援により創設されました。応募資格者は明大在学生(学部生・大学院生・留学生)で、倉橋由美子文芸賞には45編、阿久悠作詞賞には76編の応募がありました。文芸賞の審査員は作家で明大国際日本学部教授でもある高山宏氏が、作詞賞の審査員は明大OBの作詞家・阿木燿子氏がそれぞれ務めました。受賞作品と作者は以下の通りです。(※敬称略) 《第1部門 倉橋由美子文芸賞》 ◎大賞(賞状、賞金30万円) 「疎空の下」 国際日本学部2年 目黒 真一 ◎佳作(賞状、賞金10万円) 「夢通じ」 文学部3年 高際 淳 「ウラワの春」 法学部4年 島津 啓 《第2部門 阿久悠作詞賞》 ◎大賞 ※該当作なし ◎佳作(賞状、賞金10万円) 「エビのテンプラ空を飛ぶ」 法学部2年 渡邉 善貴 「さよならの輪廻」 文学部3年 岡庭 亜紀子 「モラトリアム」 文学部4年 田島 由理
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