《3期》
ごあいさつ / 会期 / 樹村みのりプロフィール / テーマについて / 謝辞
◆壁面展示①
【テーマ:人間と社会】
W-01
解放の最初の日 本編
展示品初出:COM 1970年5・6合併号
《コメント》
見開きのラストぺージです。描きたいと思った街並みの資料が手許に無く、〆切を一日延ばしてもらって市立図書館に調べに行き仕上げました。
ヨーロッパの街並みのあちこちを構図を決め組み合わせた絵ですが、右上カドの建物群には力尽きた感が出ていますね。
W-02
あざみの花(第1回) トビラ
展示品初出:コミックトム 1981年8月号 / 作品データ:コミックトム 1981年8、12、1982年2月号
W-03
あざみの花(第2回) トビラ
展示品初出:コミックトム 1981年12月号 / 作品データ:コミックトム 1981年8、12、1982年2月号
W-04
あざみの花 単行本カバー(表4) カット
展示品初出:潮出版社 1982年6月20日 / 作品データ:コミックトム 1981年8、12、1982年2月号
W-05
あざみの花(第2回) 本編
展示品初出:コミックトム 1981年12月号 / 作品データ:コミックトム 1981年8、12、1982年2月号
W-06
二月の九日間(第1回) トビラ ※のちに「冬の蕾-ベアテ・シロタと女性の権利」と改題
展示品初出:ベルローゼ 1993年12月号 / 作品データ:ベルローゼ 1993年12月号、1994年1、2月号
W-07
二月の九日間(第2回) トビラ ※のちに「冬の蕾-ベアテ・シロタと女性の権利」と改題
展示品初出:ベルローゼ 1994年1月号 / 作品データ:ベルローゼ 1993年12月号、1994年1、2月号
W-08
(画像右)
冬の蕾-ベアテ・シロタと女性の権利 文庫カバー(人物)展示品初出:岩波書店 2020年10月15日 / 作品データ:ベルローゼ 1993年12月号、1994年1、2月号
(画像左)
冬の蕾-ベアテ・シロタと女性の権利 文庫カバー(花)展示品初出:岩波書店 2020年10月15日 / 作品データ:ベルローゼ 1993年12月号、1994年1、2月号
(画像右)
《コメント》
最初に描いた絵の人物だけを描き直して、背景に組み込みました。(あまりこういうことをしてはいけません)
←冬の蕾-ベアテ・シロタと女性の権利
文庫 カバー
岩波書店 2020年10月15日
(画像左)
《コメント》
雑誌に掲載するマンガには、当然のことながら締め切りとページ数の制約があります。
いつもネームに時間がかかるので、絵を描く時間が極端に短くなり、時には不本意な絵でその場を切り抜け、締め切りギリギリに間に合わせました。なので、総集編としてまとまる時や単行本になる時に、絵の描き直しや内容の描き足しをすることがあります。
「冬の蕾」は最初の雑誌掲載時より30ページ描き足しました。主に雑誌に描いた時には無かった情報が加わりました。
「彼らの犯罪」は単行本になる時に10ページ近く描き足しましたが、こちらは絵が不満で、ずいぶん描き直しました。たとえば文庫本34~35ページは、雑誌では1ページ分でしたが、内容が大事なポイントだったのでページを増やして描きました。
《解説》
掲載の度に描き足される例はここに挙げられる2作だけではない。樹村作品は選集やアンソロジー・雑誌などへの再掲載の例が多く、再掲時の修正に注目することもファンの楽しみのひとつとなっている。
W-09
彼らの犯罪 文庫カバー
展示品初出:岩波書店 2021年10月15日 / 作品データ:ローザ 1992年12月号
《コメント》
文庫本以前に出た、朝日新聞出版の単行本とほとんど同じ着想のカバー絵です。これ以外の絵は考えられない、と思って描きました。
◆壁面・ケース展示
【No.01~08 テーマ:子ども】
No.01
ピクニック トビラ
※1期壁面・ケース展示No.01と同じ
No.02
病気の日 トビラ
※1期壁面・ケース展示No.02と同じ
No.03
海へ… トビラ
展示品初出:りぼんコミック 1970年9月号
《コメント》
掲載当時の『りぼんコミック』には、とてもセンスの良いタイトル文字を描く人がいらっしゃったようです。「海へ…」の表紙絵はタイトル文字の美しさで、ずいぶん助けられています。マンガは悲しい話なのですが。
「病気の日」「早春」のタイトル文字も、たぶん同じ人の手になるものだと思います。
《解説》
海へとかけていく兄と妹、楽しげに妹に声をかけ続ける兄だが…。ベトナム戦争を背景に描かれた短編。
※「病気」の日のタイトル文字は図参照。文字無し原画がケースNo.02にあり。
※「早春」タイトル文字入りの原画がケースNo.09にあり。
No.04
跳べないとび箱 本編
※1期壁面・ケース展示No.04と同じ
No.05
こうふくな話 トビラ
展示品初出:COM 1971年12月号
《解説》
となりの家に一家が引っ越してきた日、二階の窓から隣家に目を向けると影絵のように駆け回る少女の姿が見える。その姿から主人公は何を見出すのか。
No.06
贈り物 本編
※1期壁面・ケース展示No.06と同じ
No.07
翼のない島 本編
※1期壁面・ケース展示No.07と同じ
No.08
悪い子 本編
展示品初出:プチコミック 1980年8月号
《解説》
引っ越し先で娘の志保が知り合った少女、のり子。娘の友人関係や成長を気にかける母親はのり子の行動のいくつかが気にかかり、不安に駆られる。
「昼の雪」(週刊少女コミック 1976年4・5合併号)、「40-0(フォーティ♡ラブ) 」(ミミ 1977年 3月号)など、活発で時に悪い子にすらみられがちな少女を捉えなおす作品の流れが作者にはある。その流れの中にある作品のひとつ。
※1・2期展示と同作別ページの原画を展示
【No.09~16 テーマ:少女・女性】
No.09
早春 トビラ
展示品初出:りぼんデラックス 1976年春の号(5月20日)
《解説》
工藤順子はある日突然電話をもらったことから、学生時代に席が隣になったことをきっかけに短い期間親しい友人であった杉浦礼子と過ごした時間のことを思い出す。なぜ彼女に惹かれ、なぜ離れようと思ったのかを。
樹村作品には、「歪んだ鏡」(1982年)、「母親の娘たち」(1984年)、など、かつて距離を置くことになった女ともだちとのエピソードを描くものが散見されるのだが、その最初期の作品。
No.10
カッコーの娘たち 本編
※1期壁面・ケース展示No.10と同じ
No.11
ジョーン・Bの夏(少年/少女SFマンガ競作大全集版) トビラ
展示品初出:少年/少女SFマンガ競作大全集 1981年 PART11(7月1日)
作品データ:プチフラワー 1980年夏の号
《コメント》
少女が大人へと成長するお話です。
わたしのマンガには「冬の花火」「見えない秋」「夏を迎えに」など、季節をタイトルに織り込んだマンガが多くありますが、このマンガの“夏”には、成長へと向かう意味を込めました。
《解説》
メイン州ハートフォードで両親を亡くし、現在は叔父と暮らすジョーン・Bはある日、ハートフォードで友人だったというバーバラという少女から声をかけられる。彼女のことを思い出せないジョーン・Bだったが、バーバラはなぜか彼女の人間関係を辛辣に論評し、その心を追い詰めていく。
No.12
ジョーン・Bの夏(少年/少女SFマンガ競作大全集版) 本編
展示品初出:少年/少女SFマンガ競作大全集 1981年 PART11(7月1日)
作品データ:プチフラワー 1980年夏の号
No.13
母親の娘たち(第3回) 本編
展示品初出:ボニータイブ 1984年5月号
作品データ:ボニータイブ 1984年1、2、5~8月号
《解説》
主婦の上野舞子は、夫と姑の折り合いはあまりよくないものの子どもにも恵まれ幸せな家庭生活を送っていた。ある日、中学・高校時代の友人で、イラストレーターとして働く水島麻子と再会する。
母の愛で窒息しそうになっている舞子、母の愛に恵まれない麻子。ふたりはお互いの関わりを通じて、自分自身を見つめなおしていく。
※1・2期展示と同作別ページの原画を展示
No.14
夏を迎えに 本編
※1期壁面・ケース展示No.14と同じ
No.15
初秋 本編
※1期壁面・ケース展示No.15と同じ
No.16
今日までそして明日から 本編
※1期壁面・ケース展示No.16と同じ
【No.17~24 テーマ:菜の花・家族】
No.17
おとうと トビラ
展示品初出:COM 1969年9月号
《コメント》
自分でタイトル文字を描くと、こうなります(…下手!)。初めて『COM』に載ったマンガですが、こちらの姉弟物語は明るい話です。
《解説》
姉弟の幼い日から、姉さちこが大学進学で上京する日、鞄に忍ばせた弟昇平の手紙をみつけるまでを姉のモノローグでつづる。
集英社の『りぼん』系の雑誌で描いていた作者が、はじめて他社のマンガ誌『COM』(虫プロ商事)に描いた作品。当時マンガ通がこぞって読んでいた雑誌 『COM』掲載の作品から作者に注目した読者も多い。さちこと昇平のシリーズは他に、「おねえさんの結婚」(『COM』1971 年9月号)、「ウルグアイからの手紙」 (『ファニー』 1973 年5月号)がある。
※1・2期展示と同作別ページの原画を展示
No.18
家族の風景 本編
展示品初出:フォアレディ 1990年12月号
《解説》
イラストレーターの道子は、病気で倒れしばらく実家で過ごすこととなった。仕事を離れ久々にゆっくり肉親たちと日常を送る中、自分のルーツをしみじみと見つめなおすことになる。
樹村作品には、70年代後半という早いころから、母と娘をはじめ女性同士の関係性を掘り下げる作品が目立つのだが、本作と「星に住む人びと」(1975年)、「前略」「水子の祭り」(1982年)には父のことが描かれているのが印象的である。
No.19
菜の花畑のむこうとこちら トビラ
展示品初出:別冊少女コミック 1977年3月号
《コメント》
描き上げた原稿を持って編集部へ行くときは、なんと言われるか、心臓がバクバクものでした。
いつもは落ち着いた担当氏が左ページを読んで吹き出した時は、心の中でガッツポーズをしたものです。
《解説》
山口家の隣にある水谷家には男子学生4人が下宿していた。彼らは山口家の下宿人たちにそれぞれに淡い想いを寄せていた。ひょんなことから彼ら8人は4対4での集団デートをすることになるのだが……。
菜の花畑シリーズの一作。
No.20
菜の花畑は夜もすがら 本編
展示品初出:別冊少女コミック 1977年10月号
《解説》
山口家の下宿人4人と水谷家の下宿人4人、4組の男女がそれなりに交際を進展させているなかで、まあちゃんの母、春代と水谷氏の淡いロマンスが明かされる。そんななかまあちゃんは自分に父親がいないことに疑問を抱く。
本作は「菜の花」をシリーズの1作目とすると、シリーズ4目。「菜の花畑のむこう側」を1作目とするとシリーズ3目である。
「菜の花畑」シリーズについて
樹村みのりの代表作として筆頭にあがるシリーズ作品。タイトルに「菜の花畑」と入る作品には以下がある。
・菜の花畑のこちら側(全3話) 別冊少女コミック 1975年11、12月号、1976年1月号
・菜の花畑のむこうとこちら 別冊少女コミック 1977年3月号
・菜の花畑は夜もすがら 別冊少女コミック 1977年10月号
・菜の花畑は満員御礼 別冊少女コミック 1978年12月号
No.21
星に住む人びと(2007年版) 本編
展示品初出:夢幻館 2007年vol.12
《コメント》
1976年に描いたマンガを2007年に全面的に描き直しました。ほとんど同じ内容です。最初のではネームを作る作業で体力が尽きました。絵を描く作業は肉体労働なので、体力が無いとやれません。
描き直し版では時間・体力に余裕を持って描けました。やはり絵をキチンと描きたかったのです。特に子どもの絵を。
《解説》
主人公の画家、岡崎郁子がベトナム反戦運動の喧騒を通奏低音のように聞きつつふり返る、高校時代から現在までの日々と自意識、そして彼女が生まれる前に亡くなった「姉」の記憶。
最初に描かれた同タイトル同内容の作品は『別冊少女コミック』1976年11月号掲載。シリーズ 「光へ向かう風・海へ向かう流れ」その2である。
※1・2期展示と同作別ページの原画を展示
No.22
星に住む人びと(2007年版) 本編
展示品初出:夢幻館 2007vol.12
※1・2期展示と同作別ページの原画を展示
No.23
見送りの後で 本編
展示品初出:夢幻館 2007vol.11
《解説》
主婦洋子の目を通して、母が亡くなった病院の待合室から葬式を終えるまでの出来事を、母と家族との様々な思い出を織り交ぜながら淡々と沁み入るように描く。
※1・2期展示と同作別ページの原画を展示
No.24
おかあさんがいない 本編
※1期壁面・ケース展示No.24と同じ
【No.25~32 テーマ:人間と社会】
No.25
ふたりだけの空 トビラ&本編
展示品初出:りぼん 1965年8月号 別冊ふろく(りぼんカラーシリーズ 28)
《解説》
ある日、アメリカ南部の田舎町に黒人の一家が引っ越してくる。主人公のピーターはその一家の娘と仲良くなっていくが、彼の父親は黒人に対してある鬱積した想いを抱えていた。
人種差別ゆえに割かれる幼い友情の物語。
作者にはデビュー前の持込みマンガが2作ある。作者が13歳のとき『りぼん』に最初に持ち込んだ「雨の中のさけび」と本作。「ピクニック」でデビューした後、りぼんカラーシリーズ28の依頼を受け、先に持ち込んだ2作を描きなおし、新たに描き下ろした「風船ガム」とともに3作の短編が別冊ふろくで一度に発表された。
No.26
雨 トビラ
展示品初出:りぼん 1966年12月号
《コメント》
16ページの短編ですが、一部でわりと評判になったマンガです。
執筆当時どこかの写真で、ニューヨークの黒人の少年が側面の高いバスケットシューズを上2つの紐を通さずに履いているのを見て、「カッコイイ!」と思い、主人公の少年に履かせました。当時の少女マンガでは、たぶん見かけない履き方でした。
《解説》
学校で周囲の無理解に苦しむ少年・志村は、彼に罪をかぶせようとする問題児達から彼をかばってくれた少女・武藤の好意を拒絶してしまう。雨の中に飛び出していく志村の真意は。
No.27
解放の最初の日 トビラ
※1期壁面・ケース展示No.27と同じ
No.28
あざみの花 本編
展示品初出:コミックトム 1982年2月号
作品データ:コミックトム 1981年8、12月号、1982年2月号
《解説》
主人公のジョーンは、ボストン・ジャーナルの女性記者エミリーの助手となる。それは、「サッコ&ヴァンセッティ事件」の裁判が終盤に近づいているときだった。
1920年に実際にあった、20世紀最大の冤罪事件のひとつを扱った作品。
No.29
彼らの犯罪 本編
展示品初出:ローザ 1992年12月号
《解説》
少年4人による少女の強姦殺人事件の裁判を傍聴に出かけた末永沙恵子は、傍聴券の抽選に外れ、同じく外れた定時制高校の教師だという望月ヒロコと知り合う。凄惨な事件が語られる裁判を傍聴し続けるなかで末永と望月は女性を被害者とする少年犯罪について考えていく。
1988年11月25日から89年1月5日のあいだに起こった実際の凶悪事件の裁判を、女性の目線でたどった作品。
No.30
冬の蕾-ベアテ・シロタと女性の権利(第1回) 本編
※1期壁面・ケース展示No.30と同じ
No.31
夢の入り口 本編(ねこの手出版版)
※1期壁面・ケース展示No.31と同じ
No.32
明日の希望 トビラおよび本編
※1期壁面・ケース展示No.32と同じ
◆壁面展示②
【樹村家の猫たち】
2016年の「うちの猫は世界一 ♥」展用に描いたイラストより、1会期につき2点ずつ展示。コメントは基本的に翌2017年にまとめられたイラスト冊子『うちの猫は世界一♥』より抜粋し、多少補足している。
BW-01
桃子(ももこ)
展示品初出:「うちの猫は世界一♥」展 2016年
《コメント》
「桃ちゃんが描けた!」と思えた絵です。
途中から養女として家族に加わりました。捨て猫だったためか「おうち大好き」な子でした。肉親猫たちの間で、いろいろ遠慮や我慢があったのか、時折見せる寂しげな表情が切ない。「そんな桃ちゃんが愛おしい!」と熱烈なファンも。フルートの音(ね)が好きで、気概のある賢い子でした。
BW-02
がちゃこ
展示品初出:「うちの猫は世界一♥」展 2016年
《コメント》
うちの猫がみんないなくなって一年後、姪たちが一匹の猫を連れてやって来ました。
子猫の頃の写真をたくさん持って来てくれましたが、一年間、姪たちのアパートで飼われていた猫でした。
リラックスした態度と緊張した顔の不思議なバランスを持った子。無口(めったに鳴かない)で、聞き分けのよい、おとなしい子でしたが、ずいぶんたってから甘えたい気持ちもちゃんとあることがわかりました。早く気づいてあげなくてゴメンネ。
庭の皇帝ダリアを見たのも、がちゃこだけです。これまでの猫で一番長生きしました。
◆中央・覗き込みケース展示
※画像左から
T-1
'89 なぜこの学校へ行けないの?障害児を普通学校へ全国連絡会 イラスト
※1期中央・覗き込みケース展示T-1と同じ
T-2
自画像 カット
展示品初出:不明
《コメント》
ふつう自画像はモノクロで描きますが、まれにカラーでの依頼がありました。 これはその1枚。
T-3
雨 単行本 もくじページ カット
展示品初出: 朝日ソノラマ 1977年11月30日
T-4
見えない秋 次号予告 カット
展示品初出:別冊少女コミック 1974年10月号
T-5
姉さん 次号予告 カット
展示品初出:別冊少女コミック 1976年5月号
T-6
菜の花 次号予告 カット
展示品初出:別冊少女コミック 1974年12月号
T-7
菜の花畑は夜もすがら 次号予告 カット
展示品初出:別冊少女コミック 1977年9月号
T-8
白ノラ物語 予告カット カラー
展示品初出:別冊少女コミック 1975年8月号
《コメント》
予告カットなどは掲載サイズの指定がありますが、力が入るとつい大きく描いてしまいます。当然縮少になりますが。
また、話が決まる前の前月号に載るカットなので、予告はしても違う話になる時もあります。
《解説》
予告時の作品タイトルは「白ノラ物語」だが、実際次の9月号に掲載されたのは「わたしたちの始まり」だった。「白ノラ物語」という作品はその後描かれていないが、作者が犬を描いた作品に「犬・けん・ケン物語」(1978年)がある。
T-9
悪い子 カット(潮出版社版)
展示品初出: 潮出版 1981年8月20日
作品データ:プチコミック 1980年8月号
T-10
あざみの花 カット
展示品初出: 潮出版 1982年6月20日
作品データ:コミックトム 1981年8、12月号
1982年2月号
T-11
雑誌表紙および背表紙 カット
展示品初出: ローザ 1992年12月号
T-12
And I Love Her -アンド アイ ラブ ハー- カット
展示品初出: ローザ 1993年6月号
《解説》
作品掲載誌の表紙に使用。
T-13
The Rose 掲載号もくじ カット
展示品初出: ベルローゼ 1994年3月号
T-14
二月の九日間(第1回) カット
※のちに「冬の蕾-ベアテ・シロタと女性の権利」と改題
展示品初出: ベルローゼ 1993年12月号
作品データ:ベルローゼ 1993年 12月号、1994年1、2月号