知の融合と創生 PROJECT101
受験生・保護者の方 受験生・保護者の方
新たに動き始めた商学部101年目の教育改革を紹介します
発足100 年を契機として、商学部が大きく変わります!
 明治大学商学部は1904年に設立され、約11万人の卒業生を送り出してきました。この卒業生諸氏の活躍によって「商科の明治」「明治の商科」と呼ばれる高い評価をいただいてきましたが、それに溺れることなく、101 年目にあたる2005年に『Project101(ワン・オー・ワン)』と総称する新たな教育改革に着手しました。2006年度から順次適用していく所存ですが、新世紀にふさわしい「知の融合と創生」をテーマとして、幅広く活躍できる専門職業人の育成を目指しています。
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商学部とは何か?
 この『Project101』を説明する前に、商学部とは何かを皆さんにご理解いただきたいと思います。

 大学には経済学部、経営学部などビジネス系の学部がいくつかあります。商学部もそのひとつですが、「商」の文字がついているため、商人や商取引きなどを学ぶ学部と考えている人がいるかもしれません。しかし、商学部で学ぶのは、より大きなビジネスの世界をさまざまな角度から総合的に研究することなのです。その中には経済、経営、流通、そして金融も含まれてきます。

 このため明治大学では商学部で学ぶ内容を「総合的市場科学」と呼んでいます。市場とは単にマーケットをさすのではなく、ビジネス活動のあらゆる局面が集約される場であり、ここから経済活動を詳細に分析し、科学していくということなのです。

 それによって、より大きな視野で思考できる大きな人材の育成を目指しています。就職先も伝統的に銀行・保険など金融系に強いということが、その証といえるでしょう。そのほか流通系はもちろん、製造業など、就職先は多岐に渡ります。商学部をもう少し平易に説明するとすれば、ビジネスのプロフェッショナルを育てる学部なのです。
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教養と創造力を備えたビジネスパーソンを育成する『Project101』
 100 年に渡る伝統と質の高い教育によって、明治大学商学部は高い評価を得てきましたが、時代は常に変化します。その最先端をいくのがビジネスの世界ですから、これに対応かつ先取りするような教育内容が必要です。その意味で教育改革は、大学にとってエンドマークのない永続的な課題といえるでしょう。

 今回の『Project101』も、こうした教育改革の一環であり、基本コンセプトを『知の融合と創生』としています。これからのビジネスパーソンは高度で専門的な知識だけで十分とはいえません。より広い視野を持ち、創造性を発揮することが要求される時代になっています。この創造力は、専門性だけではなく、広く深い教養によって高めていくことができます。『知の融合と創生』は、商学部としての専門性と大学ならではの教養教育をバランス良くドッキングさせる試みなのです。

 これを象徴するのが少人数による演習=ゼミナールの「ダブル・コア化」です。学生は2年次から演習に参加でき、しかも商学専門演習と総合学際演習から各1つ、2つのゼミを履修できます。商学の専門知識と高度な教養を身につけることで、それらが学生の内面で『融合』し、新しい価値観や世界観、総合的な判断力につながっていくはずです。

 以下、『Project101』における5つの改革ポイントを紹介しましょう。
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1 幅広く、かつ深い教養を備えた専門職業人を育成します
演習教育のダブル・コア化
 ITなどの技術革新、ベンチャー企業の台頭、国際ビジネス競争の激化など、社会と経済は大きく変化しています。こうした状況には、専門知識だけに偏った人材では対応することができません。変化の本質を理解できる幅広い見識や総合的な判断力を育成するのは教養ですが、これまでは浅く広く網羅するにとどまっていました。
 今回の教育改革は、この教養を演習=ゼミのもう1つの柱に加えることで、専門に近いレベルまで深く学んでいただくことが大きな特長になっています。具体的には、商学専門演習と総合学際演習の2つのゼミを同時に履修できるようにしました。さらに、2年次から履修できるので、3年間に渡って専門性と教養を並行して深めることができます。
 それによって、ビジネスを熟知すると同時に、イスラム圏の文化にも強い、あるいは世界史に造詣が深いなど、多面的な人材を育成します。こうした人材は、財界からの要望でもあるのです。

 ダブル・コアのイメージ図
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2 既存の学問体系にとらわれず、新しいビジネスモデルについて学べます
クリエイティブ・ビジネスコースの開講
 商学部では、それまでの勉強を基礎として、3年次から6つのコースを選択することになっていますが、新しく「クリエティブ・ビジネスコース」が加わります。わが国の産業構造は劇的に変貌しており、様々な新しいビジネスチャンスが生まれています。このコースでは、既存の学問体系にとらわれず、起業のヒントとなるような科目が用意されています。たとえばスポーツ、レジャー、娯楽、バイオなどの産業に関する科目から、知的財産権、起業の際の資金調達に関する科目もあります。
 いわば、ベンチャーとしての起業や、新しいビジネスモデルを作る時に参考になる事例を集約したコースといえるでしょう。企業倫理や環境問題にかかわる科目も置かれていることにも注目してください。
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3 グローバルに活躍できる国際人を養成します
実践的な多言語4年間一貫教育
 ビジネスの国際化によって、語学力はビジネスパーソンの必須スキルになりつつあります。これまで語学教育は1〜2年次の必修ではありましたが、今回の改革では、大学の4年間を通して、どこまでも語学力を伸ばしていけるカリキュラムにしました。
 具体的には、2006年度入学生から、4月に国際コミュニケーションに必要な英語力を測る英語検定TOEICを全員が受験します。この成績を参考に英語の習熟度別クラス編成を行うことで、それぞれのレベルに対応した適切な語学教育が可能になります。
 また、3〜4年次にも、「発展外国語」を開講。1〜2年次に学んだ語学力をさらにブラッシュ・アップできます。
 語学はこれまで興味や必要性を感じた学生が、英語のスクールを利用している場合もありましたが、今回の改革によって学部教育の中にしっかりと組み込まれたため、ビジネスで使える英語も身につけて卒業することができるのです。
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4 異文化体験によるグローバルな視野を育成します
学部独自の国際交流の拡大
 商学部は明治大学の中で留学生受け入れの経験が最も豊富な学部です。留学生との交流を通じて、多様な価値観や習慣に触れる機会を日常的に持ち、グローバルな視野を育成することができます。
 『Project101』では、この国際交流の促進を目的として、留学生の受け入れに加えて、在学生の海外派遣を積極的に推進する基本方針を定めました。明治大学は30を超える海外大学と交流協定を結んでいますが、商学部では、学部独自の協定校づくりを進めています。すでに学部創設100 周年記念事業の一環として、2004年10月に留学生交流フォーラム「新生商学部と国際交流」を開催し、海外留学を経験した学生や留学生によって、商学部の国際交流を盛んにするにはどうしたらよいか、パネルディスカッションを行ないました。2005年6月には「国際交流を始めよう!」と題して、第2回も実施。また、2005年10月からは、昼休みに弁当持参で日本人学生と留学生が交流する「国際交流ランチ」もスタートしました。
 さらに、2006年度から、2年生が留学生のサポーターとして、キャンパスライフをアドバイスする「留学生サポーター制度」も発足する予定。それによって学生同士の「草の根」型の交流が深まり、卒業後も続く一生の友人が得られるかもしれません。
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5 講義の「半期完結型」による各種のメリットを拡大します
完全セメスター化の促進
 明治大学商学部では、全科目2単位を原則とするセメスター制を採用しています。
 『Project101』では、これをさらに徹底して、4単位科目も含めた全科目を完全にセメスター制に移行します。これは週1回の年間授業で単位を授与するのではなく、週2回半期の授業で4単位を授与するという制度です。年間授業では何かの事情で後半に出席できない場合、せっかく前半に学んでいても、単位を取得できなくなります。それに比べてセメスター制は、半期に集中して勉強すれば単位になるため、学生にとって大変に便利な制度といえるでしょう。
 この改革によって、4年間ではなく、早期の卒業も可能になるほか、同じくセメスター制の大学院にも円滑に進学することができます。また、欧米の大学では9月入学が普通なので、半期修了時点でロスタイムなく留学が可能になります。そのほか、他学部とのジョイント・メジャー(2専攻・学士号)取得が容易になるなど、将来の改革にもつながる抜本的な制度変更なのです。
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