明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj.1 地域経済連携支援講座4 -世界遺産と地域活性化- スタート

地域経済連携支援講座は第4シリーズを迎えました。地域連携支援は広域連携支援プログラムの根幹テーマです。好評をもって受け入れられ、シリーズ化しているのは、連携支援の概念の浸透にとって大きなプラスです。 
さて第4シリーズのテーマは「世界遺産と地域活性化」。世界遺産登録となった、あるいはこれから登録を目指す自治体の首長や首長経験者を招いて、全4回で行なわれます。

■第1回 「まちづくりのための世界遺産登録」 鎌倉市 石渡コ一市長

地域経済連携支援講座4の第1回は、10月8日に鎌倉市長の石渡コ一市長にお越しいただいて行なわれました。
鎌倉市は、これから世界遺産登録を目指す自治体です。その特徴と課題、環境とまちづくり、市民との協働など多岐にわたってお話くださいました。
なかでも、世界遺産登録による地域活性化として、生活の場のなかに世界遺産があるため、市民・事業者・行政が一体化しないと事業が進まないという特色をお話くださり、その難しさを知ることができました。
鎌倉市は日本有数の観光地ですが、面積あたりの観光客数が京都や奈良とくらべ約7倍にものぼり、大変混雑しているのだそうです。そこへ、世界遺産に登録となった場合、観光による混雑の住民への影響と閑静な住宅地を保持するという両面の共生が課題であるとのことでした。そこで、観光のためではなく、世界遺産登録のための緑化を生活の基盤としても整備することや、数多くの文化財の保護という「まちづくり」のために登録を目指しているということでした。
「市民の理解なくして世界遺産登録はない、理解が得られなければ登録しなくてもよい」というお言葉に、石渡市長の「まちづくりのための世界遺産登録」ということが分かりました。

石渡市長
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