明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj.1 地域経済連携支援講座4 -世界遺産と地域活性化- B

地域経済連携支援講座4のテーマは「世界遺産と地域活性化」です。世界遺産登録による地域活性化を目指す自治体の首長や首長経験者を招いて行なわれています。

■第3回 「新宮市の観光 - 神話と祈りの聖地に こころ解き放つ」 新宮市 佐藤春陽氏

地域経済連携支援講座4の第3回は、11月12日に新宮市長・佐藤春陽氏にお越しいただいて行なわれました。新宮市には、世界遺産登録をされた「紀伊山地の霊場と参詣道」のうち、熊野参詣道や熊野速玉大社などがあります。
まず、新宮の歴史と人物、芸術、文化についてお話いただきました。徐福とそのゆかりの徐福公園、新宮十郎行家、水野忠央とそのゆかりの新宮(丹鶴)城跡、新宮ゆかりの文人である佐藤春夫、中上健次など、また国指定天然記念物や地域のまつり、さらにサッカー日本代表のエンブレム〈ヤタガラス〉、そして登録された世界遺産についてお話を伺いました。
そして、世界遺産の効果のお話。世界遺産によって、市民は故郷への誇りを持つと同時に、故郷に「みがき」をかける心を持った、ということでした。
さらに、新宮市では「もてなし体制の強化」を図っているそうで、これには7つのポイントがありました。
1.観光協会の事務局独立と、民間人による局長専任化 2.まちなか観光情報センターの設立 3.観光ガイドの会を発足 4.よくばりツアーの創出 5.まちなか案内所の設置 6.おかしマップの作成 7.地産地消の促進⇒よりローカルに
という7つを挙げられました。
最後に、「住民との協働で身の丈にあった成長を目指したい」と述べられ、佐藤市長の講義が締めくくられました。

佐藤新宮市長にお越しいただきました
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