明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム
広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-
本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj. 2 IT機器を活用しての広域的コミュニティ作り懇談会を実施しました。
2006年2月2日、実験に参加された高齢者の方々と明治大学側で、「IT機器を活用しての広域的コミュニティ作り」の懇談会を高齢者センターで行いました。これは、実験終了後、今後の協力もお願いする中で、皆さんの意見を次回の同プログラムに反映させようということが目的でした。
懇談会では、今までテレビ電話の画面上で何回か顔見知りになっている明治大学の面々ということで、双方とも緊張せず意見交換できた様子でした。
学生からは、「人と人との繋がりを感じられたのがうれしかった。」「今後ボランティアをしてみようという気になった。」 という意見が聞かれました。高齢者の皆さんからは、テレビ電話に悪戦苦闘していた様子もお話くださいましたが、「学生とコミュニケーションがとれ刺激になった。」「パソコンの勉強にもよい機会を与えてくれて感謝している。」「明治大学は地域に密着してがんばっているという印象をもった。」というご感想を頂き、今後の明治大学の活動に期待してくれているようでした。

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■学生の感想  

最初にこのプロジェクトについてのお話をいただいた時、 高齢者のインターネット利用の推進とともに掲げられた、私たち学生と高齢者との交流、という目的に心惹かれた。
テレビ電話での交流が始まり、実際に高齢者の方々と話してみると、その見識や行動力に驚かされ(と、いうよりもそういう方々だからこそ今回のプロジェクトに参加されたのだろう)、何歳になっても旺盛な挑戦心は強く印象残った。
冬休みを挟んで実質2週間ほどのプロジェクトであったが、充実した時間であった。個人的には、さらに種々多様なお話を、高齢者の方々としたかったものである。プロジェクト終了後、千代田区高齢者センターにて懇談会が開催された。インターネット上でやり取りしていた者同士が実際に会うさまは、さながら世に言う『オフ会』であったが、高齢者の方々から暖かい激励をいただき、熱いものが胸にこみあげた。(商学部4年 道川一輝)

■横井教授より一言
私の説明不足もあって、当初、このプロジェクトの主旨を学生諸君はあまり理解していなかったように思う。計画段階から参加してくれた学生にしても、なんとなく先行き不安な様子であった。実際に、冬休みを挟んで前後それぞれ1週間の電話応対体制と毎日のライブ放送の企画・準備は、かなり大変であった。しかし、参加学生は2週間にわたって、きわめて誠実に対応してくれた。朝から夕方まで、クリスマス・イヴの夕方も、交替で商学研究所に足を運んだ学生諸君、昼休みのライブに主体的に参加してくれた学生諸君、彼らに心から感謝の言葉を述べたい。  このプロジェクト終了後、千代田区高齢者センターで懇談会を開催したが、懇談会が終了して帰り際に、高齢者のお一人から「こんなすばらしい学生さんをこれからも育てて下さい」と声をかけられたのが、今も耳に残っている。

参加者・協力者
商学部教員 2名
IT実験参加者 7名
横井ゼミ学生 2名
高齢者センター職員 2名

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