明治大学 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM-本プログラムは、文部科学省が公募する、平成17年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されました。」
Proj. 2 「テレビ会議システム」を用いた嬬恋村との交流

明治大学商学部では、3月12日〜3月31日にかけて、テレビ会議システムを本学と群馬県嬬恋村に設置し、交流実験を行いました。

3月24日には、「明治大学嬬恋村の連携による双方の活性化」と題してシンポジウムを実施しました。このシンポジウムでは、松本嬬恋村長、福宮商学部長の挨拶につづき、水野教授の講演、嬬恋村に関わる活動を行ってきた学生3グループ[水野ゼミ(4年生):神田での空き店舗事業、富野ゼミ(3年生):小学生への金銭教育、水野ゼミ(3年生):グリーンツーリズムを通じた村活性化事業]による研究報告が行なわれました。各グループは、活動内容の成果や活性化に関する提言について、苦労話等を交えて発表しました。それに対し嬬恋村の参加者から多くの意見や質問が寄せられ、学生にとって大変良い機会となりました。

27日、29日のテレビ会議交流会では、嬬恋村の村民の方々と明治大学学生の、自己紹介から始まり、ゼミ活動、嬬恋村の魅力など様々なトピックについて画面を通しての交流がされました。

嬬恋村に何度も足を運んだこともある学生も、この機会を通じて新しい情報や連携に向けての新たなヒントを得て、明治大学と嬬恋村の相互の距離が縮まる交流となりました。

テレビ会議 明治大学
テレビ会議 嬬恋村 テレビ会議 明治大学
■プログラム

1.明治大学商学部−群馬県嬬恋村テレビ会議シンポジウム
  「明治大学−嬬恋村の連携による双方の活性化」

日時:2007年3月24日13:00−15:00
司会:明治大学商学部教授 水野勝之  

■主催者挨拶:明治大学商学部長 福宮賢一 
■挨拶:嬬恋村長 松本先 
■講演:「嬬恋村と明治大学」 商学部教授 水野勝之  
■学生研究報告
 研究報告1 「空き店舗事業」(proj.6)  水野ゼミナール 4年
 研究報告2 「金銭教育」(proj.7)  富野ゼミナール
 研究報告3 「恋するキャベツ村プロジェクト」(proj.9)  水野ゼミナール 3年

2.嬬恋村高齢者と大学生とのテレビ会議交流会
(proj.2)

明治大学商学部の学生と嬬恋村のお年寄りの方がテレビ会議システムを使い、交流する。遠く離れた異世代交流により新しい形のコミュニティを作り、元気なお年寄りによる元気な地域づくりを行う。

1)3月27日 13:30−15:00 嬬恋村高齢者と大学生とのテレビ会議交流会 
2)3月29日 13:30−15:00 嬬恋村高齢者と大学生とのテレビ会議交流会

テレビ会議 明治大学
テレビ会議 嬬恋村

先生の感想(商学部教授 水野勝之)
研究成果と提言を遠く離れた嬬恋村の村長をはじめ、各団体関係者に直接報告できる機会を得たことは、学生たちにとって貴重な体験であった。遠い地域の研究を大学内だけで報告しても、大学内の価値観からのコメントや評価しか得られないが、直接遠い地域の当事者にこれまでの研究の努力と成果を報告でき、その方々から地元からの視点でコメントをもらえたことは、研究の発展の大きな糧になった。テレビ会議システムの導入は、都会の学生の、全国の地域についての研究を可能にすることが分かった。

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