明治大学商学部は、5月27日に駿河台校舎リバティタワーにて、現代GP広域連携シンポジウム「三浦市から明治大学へのメッセージ」を開催しました。これは現代GPプロジェクトのひとつである「空き店舗事業によるマーケティング教育の実践」について、そのパートナーである三浦市がどんなまちであるか学び、三浦市と大学側で情報を共有することで、空き店舗事業の効果的な施策を議論することを目的としています。
シンポジウムの前半では、三浦市政策経営部長の木村乃氏の基調講演「周回遅れのトップランナー、株式会社三浦市の政策」によって三浦市が考える地域振興策のコンセプトが明確に語られ、三浦市営業開発課長の若澤美義氏の活動報告「三浦市の営業戦略」によってそのコンセプトにそった具体的なシティーセールスの紹介が行われました。研究報告では、各ゼミ代表者らが昨年度の現代GP活動を報告しました。三浦市来賓の方々だけでなく、一般学生も他のゼミがどのような活動をしているのかに興味深げに耳を傾けていました。後半のパネルディスカッションでは、三浦市長や明治大学の教員を含めて、三浦市の政策に明治大学や千代田区がどのように関与できるかが議論されました。そして、その後の質疑応答を通して、フロア側からも多くの質問意見がだされ、積極的な情報交換が行われていました。
参加者数:150名
(大学生、大学院生、教職員、行政、研究所関係者)
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